Monday, November 22, 2010

誰がもっと金持ち

今日は江ノ島という所まで行って、写真いっぱい撮りました。写真はPicasaというウエブサイトに載せました。

http://picasaweb.google.com/100034107284503628588



最近考えているのは財産の測り方のこと。二人の人がいて、どの人がもっと金持ちなのか。どうやって分かればいい?
または二つの会社の場合、どうやって比較すればいい?どの会社がもっと金持ち?何を基準として計ればいい?
または二つの国があって、どの国がもっと金持ち?どうやって計ればいい?

現在国の場合はよくGDPという数値が使われていますが、果たしてその数値が本当いいのか。
GDPという数値は適切でないと批判する人もいます。経済ノーベル賞をもらったJoseph Stiglitzもその中の一人。

国はおろか、個人の場合さえ難しい。

簿記によりますと、貸借対照表で現在の財政状態が分かるという。要するに資産、負債、資本の中に資本がその人の純資産である。資本の多い人がもっと金持ち?

二人の人がいるとしましょう。一人の人が宝くじに当たって、ものすごい銀行口座の残高を持ちながら、仕事がなくて、収入がゼロである。
もう一人の人がすごい収入を持ちながら、その殆どの収入を一月のうち費やしてしまって、口座残高がほぼゼロである。
この二人の人を比較したらどちらがもっと金持ち?収入だけを比較しても駄目だし、口座の残高だけを比較しても駄目。















収入: 毎月入ってくる金
費用: 毎月出て行く金
利益: 収入と費用の差
資本: 現在持っている金(資産- 負債)

収入と費用の額は問題でない。大事なのはその差である利益。利益が大きければ大きい程いい。
しかし利益がマイナスであっても、資本の大きい人は金持ちと言えるかも知れない。仕事がなくて、宝くじに当たった人がそれに当てはまります。
資本の大きい人は金持ちですが、その資本が減少していれば、その人は貧乏になっていること。
資本の小さい人は貧乏ですが、その資本が増加していれば、その人は金持ちになっていること。
資本の大小は多分問題でない。資本を増やすのが一番大事。
数学で言いますと、資本の微分がプラスでなければならない。

これはとても面白い結論になります。と言うことは先の例の高い収入を貰っている人は、どうなる?
資本が少ないからこの人は貧乏である。資本は増えていないからこの人は金持ちになっていない。

しかしこの人の費用が高いので、豪華なライフスタイルを送っている。豪華な服装、豪華の家、豪華な車。周りの人から見るとこの人は金持ちである。金持ちに見えても、資本が少ないから、本当は貧乏??!!

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