Tuesday, April 30, 2013

Let's talk about Cowboys and Aliens.

Let's talk about Cowboys and Aliens.
Usually I don't write reviews, but this time I was thinking of writing a review with suggestions on how to improve the movie... Unfortunately for this movie I couldn't think of many ideas..

I didn't know what to expect about this movie, hadn't read any reviews about it, so I went to see it quite "fresh", I think.

The  film is good, but I didn't like it. As is the case in most films these days, I think the weakest part was the script. It is a story of a group of cowboys against.... aliens.  And that is pretty much it. There is not much to say about the script. That is at least the main plot. There is a lot of subplots but I couldn't care less.

The film starts with Daniel Craig in the middle of the desert, wounded, no horse, alone, no memories and with an alien-looking bracelet.
And that is obviously the first and also the only mystery in the film. Who is Daniel Craig, what is that bracelet, what happened to him to be in the desert? As the film proceeds I was waiting for the moment it would turn to science fiction, with cool spaceships, aliens and special effects. But that moment never comes. The entire movie is basically a typical cliched western. I have nothing against westerns but I am not a fan of them either. I enjoyed Sergio Leone's "The Good, the Bad and the Ugly" and "Once upon a time in the west", but in general I don't watch westerns.
So this film has a problem for me, since I am not a fan of the entire genre, and this film is 99% western, with a very few scenes of the aliens, which are basically your run-of-the-mill monsters of the week.

There are no explanations about the aliens, who they are, what they want (oh ok, they want gold... but why do they want gold?). The aliens are just monsters, the bad guys, the ones that need to be destroyed, and that is all you need to know.
There is no humor, no suspense, no romance, no mystery. The special effects are few and not impressive.

There is no reason for the bad guys to be aliens. They could just be normal human beings and the film would still be completely the same.
If I were a film director and had received the script, I would have refused it. Unhappily there is nothing interesting in the script.

But even when the script is bad, you can still make a good movie if you have good ideas and be able to shoot the scenes in a interesting way. But you don't have that here.
The whole point of the movie is to show a group of people on a mission to rescue their families and friends kidnapped by the bad guys. Does the plot sound familiar? I think I have already seen this kind of movie before.

A much more interesting approach would be to make Daniel Craig a real alien, a extraterrestrial spy on Earth on a mission to fight another group of aliens who are disguising as earthlings. And on his quest the hero would have to recruit the help of humans. Well, at least that was what I was expecting when I first heard of this movie.

運転免許

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 ぜんぽう【前方】まえの方。前面。
 こうほう【後方】うしろのほう。

 うせつ【右折】車や人が右に曲がって進むこと。道路が右に折れているさまにもいう。
 させつ【左折】直進していた車や人または道が、ある地点で左に曲がること。

 うほう【右方】右のほう
 さほう【左方】左の方。

 うそく【右側】みぎがわ。
 さそく【左側】ひだりがわ。
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・発進・停止

 はっしん【発進】自動車を発車させること。
 ていし【停止】動いていたものが途中で止まること。また、止めること。
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 キープ レフト: 左寄りを通行すべき事
 キープ ライト: 右寄りを通行すべき事
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 てまえ【手前】自分の目の前。
 しかく【死角】ある角度からはどうしても見えない範囲。
 ドライバー【driver】自動車を運転する人。運転者。
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・停車・駐車

 ていしゃ【停車】貨物の積み降ろしや人の乗降などのため、車両等が停止すること。道路交通法では5分以内とする。
 ちゅうしゃ【駐車】自動車などを止めて置く事。道路交通法では、車両等が継続的に停止すること、または、運転者が、車両等を離れてすぐには運転できない状態にあること。
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信号
・青・黄・赤

 しんごう【信号】: 道路・鉄道線路などで進行の可否を知らせる機械。信号機。シグナル。
 あおしんごう【青信号】進行しても安全であることを示す、青または緑色の交通信号。
 きしんごう【黄信号】注意を促す黄色い交通信号。
 あかしんごう【赤信号】危険や停止を示す赤色の交通信号。
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道路
・歩道 ・車道

 どうろ【道路】人や車などの通行する道。往来。
 ほどう【歩道】人が歩くように車道と区別して設けた道。人道。
 しゃどう【車道】道路で、車両が通行するように定められた部分。
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 くるま【車】車輪を回転させて進むようにしたものの総称。自動車・自転車・荷車など。特に、現在では自動車を、明治・大正時代では人力車を、中古・中世では牛車(ぎっしゃ)をさすことが多い。
 じく【軸】回転するものの中心となる棒。特に、車輪の心棒。車軸。
 わ【輪】軸について回転し、車を進める為の円形の具。車輪。
 しゃりん【車輪】車の輪。また、車。
 にぐるま【荷車】人・馬が引くなどして荷物を運搬する為の車。
 しゃりょう【車両】車輪のついた乗り物の総称。また、特に汽車・電車など鉄道の貨車・客車。
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・四輪車・二輪車

 よんりんしゃ【四輪車】四つの車輪がある車。特に二輪の単車に対して、普通の自動車をいう。
 にりんしゃ【二輪車】車輪が二つある車
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道路
・一般 ・高速

 いっぱんどうろ【一般道路】高速道路以外の道路。自動車・自転車・歩行者などが通行するための道路。一般道。
 こうそくどうろ【高速道路】自動車が高速度で走るための専用道路。ハイウエー。高速。
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・前輪・後輪

 ぜんりん【前輪】車の前の車輪。
 こうりん【後輪】車のうしろの車輪。
 ないりんさ【内輪差】自動車などがカーブを曲がる際、回転中心側の前輪と後輪が描く円弧の半径に生じる差。大型トラックなど、車体の全長が長いほど内輪差は大きくなる。
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・後続車・先行車・対向車

 こうぞく【後続】あとに続くこと。また、そのもの。
 せんこう【先行】他の人に先だって行くこと。前行。
 たいこうしゃ【対向車】自分の車と逆の方向に進行する車。
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児童

・乳児 ・幼児 ・少年

 児童(じどう):満18歳未満の者。乳児・幼児・少年に分ける。
 乳児(にゅうじ):生後9ヶ月まで
 幼児(ようじ):生後9ヶ月~5歳まで
 しょうねん【少年】少年法などでは満20歳に満たない者。児童福祉法では小学校就学から満18歳に達するまでの者。いずれも男子と女子を含んでいう。

 学童(がくどう):5歳~12歳まで
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 どうろこうつうほう【道路交通法】道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑とを図ることを目的として、道路交通の基本的ルールを確立するとともに、違反行為に対する罰則と、反則行為に関する処理手続きを定めている法律。昭和35年(1960)施行。道交法。
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 運転免許(うんてんめんきょ)とは、運転に一定の技量が必要な機械装置や設備の運転に対する免許のことである。
 仮免許(かりめんきょ): 第1種免許を受ける前に練習する為。仮免許を取って、5日以上、路上で運転の練習をしてから、本免許を受験する。
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仮免許
・適正・学科・技能

本免許
・適正・学科・技能

・応急救護処置講習
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試験
・学科 ・技能

 学科試験(がっかしけん)
 技能試験(ぎのうしけん)は、資格試験等において、受験者の技能を測定するために実施される試験である。
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 一発試験(いっぱつしけん)

・学科および技能試験を直に運転免許試験場で受講(受験)
・合格後に指定自動車教習所において取得時講習を受講
・運転免許試験場に申請する、もしくは試験前日に特定届出自動車教習所で特定教習を受講
・技能試験を直に運転免許試験場において受講(受験)
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適性検査: 視力・聴力・運動能力
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運転免許
 第一種:営業以外
 第二種:営業
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 じどうしゃ【自動車】原動機の動力によって車輪を回転させ、レールや架線を用いないで路上を走る車。
 ろじょう【路上】1 道の上。道ばた。2 どこかへ行く途中。
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軽車両
・自転車 ・リヤ カー ・馬車

 けいしゃりょう【軽車両】原動機を持たない車両。道路交通法では自転車・リヤカー・馬車などを指す。
 じてんしゃ【自転車】自分の足でペダルを踏むことによって車輪を回転させて走る乗り物。ふつうは二輪車。1810年代、ドイツ人ドライスの作った、地面を足で蹴って走る二輪車に始まるという。
 リヤ カー rear car. 車体が鉄パイプでできた二輪の荷車。人が引いたり、自転車の後ろにつないだりして荷物運搬に用いる。リアカー。
 ばしゃ【馬車】馬にひかせて、人や荷物を運ぶ車。
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 オート バイ auto+bicycle。ガソリン機関による動力で走る二輪車。自動二輪車。単車。モーターバイク。バイク。
 モーターバイク【motorbike】小型のガソリンエンジンを取り付けた自転車。
 【原動機付き自転車】エンジンの排気量50cc以下の小型のオートバイ。原付き。
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・AT車 ・MT車
・オートマチック・マニュアル

 エーティー‐しゃ【AT車】automatic transmission car.AT(オートマチックトランスミッション)の機能をもつ自動車。オートマ車。
 エムティー‐しゃ【MT車】MT(マニュアルトランスミッション)を採用している自動車。マニュアル車。
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自動車
・普通・大型・中型・大型特殊・自動二輪車・小型特殊

 ふつうじどうしゃ【普通自動車】四輪車、車両総重量が5トン未満、最大積載量が3トン未満、乗車定員が10人以下
 おおがたじどうしゃ【大型自動車】道路交通法による自動車の区分の一つで、車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上、乗車定員30人以上の四輪車。[補説]平成16年(2004)の道路交通法改正で中型自動車の区分が新設される以前は、車両総重量8トン以上、最大積載量5トン以上、乗車定員11人以上と規定されていた。

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ペダル
・クラッチ ・ブレーキ ・アクセル

 クラッチ【clutch】原動軸から従動軸に、動力を伝達あるいは遮断する装置。かみ合いクラッチ・摩擦クラッチなどがある。連軸器。
 ブレーキ【brake】機械の運動を停止させたり減速させたりする装置。制動機。
 アクセル: acceleratorの略。自動車などの加速装置。このペダルを踏むと、キャブレター(気化器)の絞り弁が開き、エンジンの回転数が増す。アクセルペダル。加速ペダル。
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ダライバーが操作する物

 ほうこうしじき【方向指示器】自動車の前後の両端につけ、車の曲がる方向を表示する装置。合図を出すタイミングは進路を変える3秒前です。
 ハンドル【handle】自動車や自転車の、進行方向を調節するために握る部分。
 ワイパー【wiper】自動車・電車などのフロントガラス・リア窓ガラス・ヘッドライトなどに取り付けて雨滴をふき取る、ラバー付きの棒状の装置。
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 サイド ブレーキ side brake. 自動車で、運転席の横にある手動式のブレーキ。hand brake.
 ハンド ブレーキ【hand brake】自動車などの手動式ブレーキ。
 エンジン ブレーキ【engine brake】自動車の走行中、アクセルペダルを離すことによって起こる制動作用。エンジンの回転が落ち、摩擦や圧縮抵抗が生じて駆動輪を制動する。下り坂道・高速道路などでは通常ブレーキと併用。略して「エンブレ」ともいう。
 ポンピング ブレーキ pumping brake. 自動車で、緊急時にブレーキを強く踏み続けることによって起こる、車輪のロックなどを防ぐために、何回にもわたってブレーキを踏んだり離したりすること。
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 ギア【gear】歯車。また、歯車を組み合わせた動力伝動装置。ギヤ。

 ギアチェンジ【gear change】ギアシフト
 ギアシフト【gearshift】自動車の変速機の歯車を切り替えること。ギアチェンジ。

 ロー【low】自動車などの変速機で、低速用のギア。発進や登坂に用いる。ローギア。
 セカンド【second】自動車で、前進第二段のギア。
 サード
 トップ
 リバース
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 レバー【lever】1 てこ。2 機器を操作する時の取っ手の棒。航空機の操縦桿(そうじゅうかん)や、自動車のギア転換装置の棒など。
 チェンジ レバー change lever 自動車・機械などの回転速度を変える為の桿(かん)。
 かん【桿】さお状の棒。
 けいおんき【警音器】サイレンや自動車のクラクションなど、警告音を出す装置の総称。警笛。ホーン
 クラクション【klaxon】《製造会社の名、クラクソンから》自動車などの警笛装置。もと商標名。
 けいてき【警笛】警戒や注意を促すために鳴らす笛。また、その音。多く列車・自動車などの乗り物に付いているものをいう。
 サイレン【Siren】警報・時報などに使われる音響発生装置。多くの小穴をあけた2枚の円板を重ね、一方から空気を吹きつけながら他方を回転させると音が出る原理を応用したもの。
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・バック ミラー ・サイド ミラー

 バック ミラー:  自動車などの運転席などに取り付けて、後方を見るための鏡。rearview mirror, rear-vision mirror
 サイド ミラー【side mirror】自動車の側面や後方を見るために車体の両側につけた鏡。
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・S字・クランク

 エスじカーブ【S字カーブ】小さなカーブが二つ以上連続して、Sの字のような形になったもの。
 クランクとは、直角の狭いカーブが二つ交互に繋がっている道路形状のこと。桝形道路(ますがたどうろ)などとも呼ばれる。
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 縦列駐車(じゅうれつちゅうしゃ)は、一列に並んで駐車してあるほかの車両と車両の間に、さらに車両を駐車する手法である。自動車は縁石と平行に一列となり、車同士で前バンパーと後バンパーが向き合うこととなる。縦列駐車を行うには、まず停める位置を少し通りすぎてから、バックで止める位置にいれていくこととなる。うまく入らなかった場合、切り返しで調節することもある。
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・自動車保険に加入
・応急救護処置
・救急用具を車に
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車の部分

 シート【seat】席。座席。
 シートベルト【seat belt】安全の為に体を座席に固定させるベルト。自動車・航空機には取り付けが義務づけられている。
 ヘッドレスト【headrest】座席の背ずりの上部にある頭もたせ。特に、自動車の座席の頭もたせ。
 せもたれ【背凭れ】椅子の後部にあって、背中をもたせかけるもの。
 タイヤ【tire】タイアとも。鉄道車両・自動車・自転車などの車輪の外側にはめる鉄製またはゴム製の輪
 バンパー【bumper】自動車などの緩衝装置。車体の前後に付ける保護レールや、車台・車軸間に入れるゴムなど。
 ヘッドライト【headlight】自動車・電車などの前面につけた、進路を照らす灯火。前照灯。
 ぜんしょうとう【前照灯】自動車・電車などで、前方を照らすあかり。ヘッドライト。
 トランク【trunk】乗用車の荷物入れ。トランクルーム。
 リアウインドー【rear window】自動車の後部窓ガラス。
 キャブレター【carburetor】内燃機関で、気化させた燃料に空気を混ぜて可燃性の混合気体をつくる装置。気化器。キャブ。
 エンジン【engine】機械的エネルギーを継続的に発生させる装置。内燃機関と外燃機関がある。自動車のガソリンエンジンなど。発動機。原動機。
 へんそくき【変速機】a gearbox; a transmission
 はぐるま【歯車】円柱・円錐台などの周縁に歯を刻んだもので、対にして歯をかみ合わせることにより、回転運動を確実に伝える装置。機械に広く用いられ、平(ひら)歯車・斜歯(はすば)歯車・傘(かさ)歯車・ねじ歯車・ウオーム歯車などがある。  
 はいきりょう【排気量】内燃機関で、ピストンが最も上の位置から最も下の位置まで動くときに押し出す気体の体積。
 ないねんきかん【内燃機関】内燃によって得た熱エネルギーを機械的仕事に変換させる装置。ガソリン機関・ディーゼル機関・ジェット機関・ガスタービンなど。⇔外燃機関。
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 とうか【灯火】ともしび。あかり。
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・上り坂・下り坂

 のぼりざか【上り坂】登りの坂道。
 くだりざか【下り坂】下りになる坂道。

 こうばい【勾配】水平面に対する傾きの度合い。傾斜。また、斜面。
 けいしゃ【傾斜】傾いて斜めになること。また、その度合い。かたむき。
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 そくりょく【速力】運動する物体の進む速さ。スピード。
 そくほう【側方】前後の方向に対して、左右の方向。わきの方。
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 ライト【light】光。光線。
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パーキング
リバース
ニュートラル
ドライブ
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 エンジン ブレーキ【engine brake】自動車の走行中、アクセルペダルを離すことによって起こる制動作用。エンジンの回転が落ち、摩擦や圧縮抵抗が生じて駆動輪を制動する。下り坂道・高速道路などでは通常ブレーキと併用。
 せいどう【制動】運動を急に止めたり、速力を落としたりすること。ブレーキをかけること。
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・エンスト ・クリープ ・ノッキング

 エンスト (engine stop) エンジンが突然止まること。
 クリープ【creep】乗り物がのろのろと進むこと。特に、オートマチック トランスミッション を搭載する車両などで、エンジンがアイドリングの状態でアクセルを踏まなくても徐々に前へ進む現象のこと。クリープ現象。摺り足現象。這い出し現象。
 ノッキング【knocking】内燃機関で、燃料が異常燃焼を起こし、金槌(かなづち)でたたくような音を発すること。また、その異常燃焼。デトネーション。爆燃。
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 のろのろ: 動きがにぶく、ゆっくりしているさま。
 アイドリング【idling】機械や自動車のエンジンを、負荷をかけずに低速で空回りさせること。
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 れっしゃ【列車】旅客や貨物を運ぶ為に線路上を走る連結した車両。
 きしゃ【汽車】1 蒸気機関車で客車や貨車を引いて軌道を走る列車。2 鉄道の列車、特に長距離列車のこと。
 かしゃ【貨車】貨物輸送用の鉄道車両。有蓋(ゆうがい)車・無蓋車・冷蔵車などがある。
 でんしゃ【電車】駆動用電動機を装置し、架線あるいは軌道から得る電気を動力源として走行する鉄道車両。駆動用電動機を装置しない車両を連結したものもいう。
 かせん【架線】1 送電線や電話線などを架け渡すこと。また、その線。2 電車に電力を供給するため、軌道上方に架け渡される電線。がせん。
 てつどう【鉄道】レールを敷き、その上に電車・列車などを走らせ、人や貨物を運ぶ陸上交通機関。日本では明治5年(1872)の新橋・横浜間の開業を最初とする。
 せんろ【線路】車両を運行させる為に路盤上に道床を設け、枕木をのせてレールを取り付けた軌道。また、それを含む鉄道通路の全体。
 どうしょう【道床】鉄道線路の路盤と枕木との間の層。砂利・砕石やコンクリートが敷かれ、列車荷重を路盤に広く分散させ、軌道に弾性を与えるなどの役をする。
 レール【rail】列車の車輪を支え、一定方向に円滑に走らせる為に敷く細長い鋼材。標準長は25メートル。軌条。
 まくらぎ【枕木】鉄道のレールの下に横に敷き並べる部材。レールを固定して軌間を一定に保つとともに、鉄道車両の荷重を道床に分散させる働きをする。古くは木材が用いられたが、現在はPSコンクリート製が多い。
 きゃくしゃ【客車】鉄道で、乗客を乗せる為の車両。かくしゃ。
 ろばん【路盤】鉄道路線で、軌道を支える、盛り土などをして地ならしした地盤。
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 ろばん【路盤】舗装道路で、舗装表面と路床との間の、砕石や砂を敷き詰めた部分。
 ろしょう【路床】舗装道路を造る際に地面を掘り下げて地ならしをし、堅くした地盤。
 ほそう【舗装】耐久性を増す為に、道路などの表面をアスファルトやセメントで敷き固めること。
 アスファルト【asphalt】炭化水素を主成分とする黒色の固体または半固体。天然にも産するが、ほとんどは石油精製過程で得られる。道路舗装のほか絶縁材・塗料などに利用。地瀝青(じれきせい)。土瀝青(どれきせい)。
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道路関係

 こうさてん【交差点】2本以上の道路などが交わる所。
 ろめん【路面】道路の表面。
 ふくいん【幅員】道路・橋・船などの幅。
 ろかた【路肩】道路の有効幅員の外側の路面。ろけん。
 ふみきり【踏み切り】鉄道線路と道路が同じ平面上で交差する所。
 しゃせん【車線】自動車走行用に、道路上に車1台分の幅で作られた区分。
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 センターライン【centerline】道路を通行整理の為に左右に分けて引いた線。中央線。
 ほこうしゃ【歩行者】道路上を歩いている人。
 おうだんほどう【横断歩道】車道を横断する歩行者の為に、道路標識や道路標示で歩行範囲を定めてある道路区域。
 ろじ【路地】建物と建物との間の狭い道。
 カーブ ミラー curve mirror. 曲がり角などに設置し、道路を見通せるようにする凸面鏡。
 カラー コーン color cone. 車線規制や道路工事などの際に並べる円錐形の標識。商標名。パイロン。

 路側帯(ろそくたい)は、道路交通法で定められ関連法令で使われている用語で、道路交通法第2条で「歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によつて区画されたものをいう。」と定義されている 。歩行者の安全のために、歩道がない道路又は道路の歩道がない側に設置され、車道と分離することにより基本的に歩道と同様に扱われる。道路交通法第17条の「歩道等」には、歩道と路側帯が含まれている。高速道路など歩行者の通行が禁止されている道路においては、「車道の効用を保つため」に設置される。外見から車道外側線や停車帯と混同されることがある。

 えんせき【縁石】歩道と車道、歩道と私有地などの境界に置くコンクリート製のブロック。ふちいし。へりいし。
 よみち【夜道】夜の道。また、夜の道を行くこと。
 パーキング エリア【parking area】道路上や広場内などで、駐車を公認されている区域。駐車場。
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 はねる【撥ねる】物や人を弾き飛ばす。
 じげん【時限】1 時を限ること。また、限りとして定められた時刻。2 授業などの時間割の単位。時間。多く助数詞的に用いる。
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 レッカーしゃ【レッカー車】 wrecker. 事故や故障で動けない自動車、あるいは違反駐車の自動車を牽引する自動車。普通、トラックの後部にクレーンを装備したもの。
 けんいん【牽引】大きな力で引っ張ること。引き寄せること。牽曳(けんえい)。
 トラック【truck】貨物運搬用の大型荷台を持つ自動車。貨物自動車。
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 パッシング【passing】1 狭い道などで自動車同士が出合った時や、右折しようとする対向車に対して、先に行くように、ヘッドライトを点滅させて合図をすること。2 自動車が、同車線上の前車に追い越しの意志を伝えるためなどの目的で、ヘッドライトを点滅すること。パッシングライト。
 はばよせ【幅寄せ】駐車する時、自動車を道路の端に寄せること。また、走行中に横にずらして、隣を走る車に接近すること。
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 ガソリン スタンド gasoline stand. 道路沿いにある、自動車用のガソリン販売所。給油所。gas station.
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 せいどう【制動】運動を急に止めたり、速力を落としたりすること。ブレーキをかけること。
 くうそうきょり【空走距離】車両の運転者が停止の必要を感じた時から、ブレーキ操作の開始を経て実際にブレーキが利き始めるまでに、その車両が走行した距離。
 停止距離
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 かんしょう【緩衝】対立している物などの間にあって、衝突や不和などを和らげること。また、そのもの。
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標識
・案内・警戒・規制・指示

 ひょうしき【標識】: 目印。目印として設けられたもの。
 ひょうじ【標示】:目印になるもので人にあらわし示すこと。また、その目印の文字・記号・絵など。
 どうろひょうしき【道路標識】道路の安全かつ円滑な利用を図るために、案内・警戒・規制・指示などをしるした標示板。
 あんないひょうしき【案内標識】道路標識の一。一般道路では、経路案内(目的地・通過地の方向、距離や道路上の位置を示すもの)、地点案内(現在地を示すもの)、付属施設案内(待避所・パーキングなどの付属施設を案内するもの)の3種類がある。
 けいかいひょうしき【警戒標識】道路標識の一。道路上で警戒すべきことや危険を知らせ、注意深い運転を促す為のもの。「幅員減少」「横風注意」など。
 きせいひょうしき【規制標識】道路標識の一。禁止、規制、制限等の内容を知らせるもの。「駐車禁止」「警笛鳴らせ」「徐行」など。
 しじひょうしき【指示標識】道路標識の一。通行する上で守る必要のある事項を知らせるもの。「安全地帯」「横断歩道」など。
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車の動き

 おいこし【追越し】追い越すこと。多く自動車や船舶が前に走っているものを後ろから追い抜いて前方に出ること。
 おいぬく【追(い)抜く】先に出たものに追いつき、さらにその先に出る。追い越す。
 じょこう【徐行】電車や自動車などが、速力を落としてゆっくりと進むこと。
 いちじていし【一時停止】走行中の自動車などが標識に従って、いったんその場に止まること。
 おうだん【横断】横切ること。
 よこぎる【横切る】横の方向に通りすぎる。
 つっこむ【突っ込む】勢いよく中へ入る。突入する。また、勢いよく入れる。
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 ゆきちがう【行(き)違う】すれちがって互いに違う方向へ行く。いきちがう。
 すれちがう【擦れ違う】触れ合うほど近くを反対方向に通りすぎる。
犬や動物の大便や小便は植物の大切な栄養素なのに飼い主の殆どが持ち帰るのを見て、勿体無いような気がする。土に埋めるのが一番ですね。大都会の場合は埋める所が殆どないから困る。猫は自然に埋めちゃうですね。犬よりも賢い。猫と同じように自分の糞を埋めるのを犬に教えることは出来ないのかな?

Is it possible to teach dogs to bury their own feces, just like cats?

医学

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・miopia ・hipermetropia ・astigmatismo

 miopia: estado daquele que é míope. A miopia provém de uma grande curvatura do cristalino, que forma as imagens antes da retina. O uso de lentes divergentes corrige esse exagero de curvatura.
 míope:Aquele que só vê nitidamente os objetos próximos.
 hipermetropia: anomalia da visão, devida geralmente a um defeito de convergência do cristalino, e na qual a imagem se forma atrás da retina. Corrige-se a hipermetropia com lentes convergentes.
 astigmatismo: anomalia da vista por defeito na curvatura do cristalino ou falta de homogeneidade na refringência dos meios transparentes do olho. Defeito de um instrumento de óptica que não dá, de um ponto, uma imagem pontual, e sim duas lineares (linhas focais).
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・myopia ・hyperopia ・astigmatism

 myopia  /maɪ'oʊpiə/ Ophthalmology . a condition of the eye in which parallel rays are focused in front of the retina, objects being seen distinctly only when near to the eye; nearsightedness.
 hyperopia  /haɪpər'oʊpiə/ a condition of the eye in which parallel rays are focused behind the retina, distant objects being seen more distinctly than near ones; farsightedness.
 astigmatism  /ə'stɪgmətɪzəm/ Also called astigmia  /ə'stɪgmiə/ Ophthalmology . a refractive error of the eye in which parallel rays of light from an external source do not converge on a single focal point on the retina.
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・近視 ・遠視 ・乱視

 きんし【近視】平行光線が網膜の前方で像を結ぶため、遠い所がよく見えない状態。また、その目。水晶体の屈折力が強すぎるか、網膜までの距離が長すぎるために起こる。凹レンズで矯正。ちかめ。近眼。近視眼。
 えんし【遠視】調節していない状態の目に入る平行光線が、網膜よりも後ろに像を結ぶ状態。若年者では水晶体の調節で補正できるが、年齢が進むと、近くのものが見にくく、強度の遠視では遠近ともに視力が低下する。凸レンズで矯正する。遠視眼。
 らんし【乱視】目の角膜や水晶体などが球面となっていないため、光線が網膜上の一点に集まって像を結ぶことのできない状態。また、その目。
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 medicine: the art or science of restoring or preserving health or due physical condition, as by means of drugs, surgical operations or appliances, or manipulations: often divided into medicine proper, surgery, and obstetrics.
 いりょう【医療】医術・医薬で病気やけがを治すこと。治療。療治。
 ちりょう【治療】病気やけがをなおすこと。病気や症状を治癒あるいは軽快させるための医療行為。療治。
 いじゅつ【医術】病気や傷を診察・治療する技術。
 いやく【医薬】病気の治療に用いる薬品。
 りょうじ【療治】病気やけがを治すこと。治療。
 しんさつ【診察】病気の有無や病状などを判断するために、医師が患者の体を調べたり質問したりすること。
 びょうじょう【病状】病気の状態・様子。
 いし【医師】医術を仕事にする人。医師法の適用を受けて、病気の診察・治療に当たる人。医者。
 しんだん【診断】医者が患者を診察して、健康状態、病気の種類や病状などを判断すること。
 かんじゃ【患者】病気や怪我の治療を受ける人。医師の側からいう語。クランケ。
 クランケ【(ドイツ)Kranke】患者。
 びょういん【病院】患者を収容し、医師または歯科医師が診察・治療を行う施設。医療法では入院用ベッド数が20以上あるものをいい、19以下のものを診療所とする。
 にゅういん【入院】院と名の付く所に入ること。特に、病気や怪我の治療などの為に一定の期間病院に入ること。
 たいいん【退院】入院していた患者が、病状が回復して病院から出ること。
 しょうじょう【症状】病気や怪我の状態。病気などによる肉体的、精神的な異状。
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・細胞 ・組織 ・器官
・cell ・tissue ・organ

 さいぼう【細胞】生物体を構成する形態上・機能上の基本単位。真核細胞と原核細胞がある。真核細胞ではふつう1個の核があり、核膜によって細胞質と分けられ、細胞質は細胞膜でおおわれる。植物細胞ではその外側にさらに細胞壁をもつ。細胞質中にはミトコンドリア・小胞体・ゴルジ体などがあり、植物細胞ではさらに葉緑体と液胞を含むことが多い。cell /sɛl/ a usually microscopic structure containing nuclear and cytoplasmic material enclosed by a semipermeable membrane and, in plants, a cell wall; the basic structural unit of all organisms.
 そしき【組織】tissue.生物体を構成する単位の一で、同一の形態・機能をもつ細胞の集まり。さらに集まって器官を構成する。動物では上皮組織・結合組織・筋肉組織・神経組織、植物では分裂組織・永久組織などに分けられる。tissue /ˈtɪʃu or, especially Brit., ˈtɪsyu/ an aggregate of similar cells and cell products forming a definite kind of structural material with a specific function, in a multicellular organism.
 きかん【器官】organ.多細胞生物において、いくつかの組織が集まって一定の形・大きさおよび生理機能をもつ部分。organ /'ɔrgən/ a grouping of tissues into a distinct structure, as a heart or kidney in animals or a leaf or stamen in plants, that performs a specialized task.
 ぞうき【臓器】internal organs.体内、特に胸腔・腹腔にある器官。
 ないぞう【内臓】internal organs.動物の内腔にある器官の総称。消化器・呼吸器・泌尿生殖器・内分泌器をいう。
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細胞
・細胞膜 ・細胞質  ・核膜 ・細胞核

 さいぼうまく【細胞膜】cell membrane. 細胞質を取り囲む膜。燐脂質(りんししつ)とたんぱく質からなり、選択透過性をもつ。原形質膜。
 さいぼうしつ【細胞質】cytoplasm. 細胞で、核を除いた部分。細胞小器官や顆粒が存在する。
 かくまく【核膜】nuclear membrane. 細胞内にある、核を包み細胞質と境にある膜。小さな孔が多数ある。
 さいぼうかく【細胞核】真核細胞にふつう1個ある球形の構造物。核膜に包まれ、核液、染色質、1ないし数個の仁(じん)からなる。細胞分裂のさいには核膜と仁が消失し、染色質は染色糸の状態を経て染色体になる。核。
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動物
・高等 ・下等

 こうとうどうぶつ【高等動物】複雑な体制をもち、進化の程度の高いと思われる動物のこと。
 かとうどうぶつ【下等動物】体の器官が未分化で体制の簡単な動物のこと。
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五感
・聴覚・視覚・嗅覚・触覚・味覚

 ごかん【五感】視・聴・嗅・味・触の五つの感覚。これらの感覚によって外界の状態を認識する。
 ちょうかく【聴覚】音を感じる感覚。空気中の音波の刺激を受けて生じ、発音する脊椎動物と昆虫にのみ発達。哺乳類では外耳から入った音が鼓膜や耳小骨などを経て感覚神経に伝えられる。
 しかく【視覚】光の刺激を受けて生じる感覚。網膜に光が当たると視細胞に興奮が起こり、視神経を通して大脳の視覚野に伝えられ、明暗・光の方向や物の色・動き・距離などを認知する。
 きゅうかく【嗅覚】においを感じる感覚。揮発性の化学物質の刺激を受けたときに生じる。臭覚(しゅうかく)。
 しょっかく【触覚】物に触れたときに生じる感覚。
 みかく【味覚】味を感じる感覚。唾液(だえき)に溶けた化学物質が主に舌を刺激することによって起こり、甘さ・酸っぱさ・塩辛さ・苦さを感じ取る。
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system
・integumentary ・musculars
・skeletal ・circulatory
・nervous ・lymphatic
・respiratory ・endocrine
・digestive ・urinary
・reproductive
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 integumentary system: the skin and its appendages
 nervous system: the system of nerves and nerve centers in an animal or human, including the brain, spinal cord, nerves, and ganglia.
 respiratory system: the system by which oxygen is taken into the body and an exchange of oxygen and carbon dioxide takes place; in mammals the system includes the nasal passages, pharynx, trachea, bronchi, and lungs.
 digestive system: the system by which ingested food is acted upon by physical and chemical means to provide the body with absorbable nutrients and to excrete waste products; in mammals the system includes the alimentary canal extending from the mouth to the anus, and the hormones and enzymes assisting in digestion.
 reproductive system: the complex of male or female gonads, associated ducts, and external genitalia concerned with sexual reproduction.
 muscular system: all the muscles of the body collectively, especially the voluntary skeletal muscles.
 circulatory system: the system of organs and tissues, including the heart, blood, blood vessels, lymph, lymphatic vessels, and lymph glands, involved in circulating blood and lymph through the body.
 lymphatic system: the system by which lymph is returned from the cells to the blood and by which white blood cells are produced in response to inflammation or presence of antigens; in mammals, the system includes the lymph glands, vessels and sinuses through which lymph is carried, and lymphoid tissues, as bone marrow and the thymus.
 endocrine system: the bodily system that consists of the endocrine glands and the hormones that they secrete.
 urinary system: the system of organs and tissues involved with regulation of water content and salt concentration in the body and with the excretion of metabolic wastes and excess water and salt in the form of urine. In mammals, the urinary system consists of the urinary tract and associated tissues.
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Branches of Medicine
 Dermatology: skin and its appendages (hair, sweat glands, etc).
 Ophthalmology: eye.
 Dentistry : oral cavity , maxillofacial area and/or the adjacent and associated structures and their impact on the human body.
 Allergology: allergy and hypersensitivity.
 Angiology: vases of circulatory system and of the lymphatic system , i.e., arteries , veins and lymphatic vases, and its diseases .
 Cardiology: disorders of the heart and blood vessels.
 Venereology: sexually transmitted diseases.
 Endocrinology: endocrine organs or dysregulation of hormone homeostasis .
 Andrology: male health, male reproductive system and urological.
 Gastroenterology: gastrointestinal tract.
 Immunology: immune system and its reaction to pathogens , as well as its malfunctions.
 Hepatology: liver , gallbladder , biliary tree and pancreas as well as management of their disorders
 Hematology: blood , the blood-forming organs, and blood diseases.
 Gynaecology: female reproductive system.
 Gerontology: aging.
 Geriatrics: elderly.
 Nephrology: kidney
 Neurology: nervous system.
 Nuclear medicine: cellular and subcellular level.
 Oncology: tumors ( cancer )
 Paleopathology: ancient diseases.
 Podiatric: foot and ankle.
 Pediatrics: infants , children , and adolescents.
 Psychiatry: mental disorders.
 Pulmonology: lungs and the respiratory tract.
 Rheumatology: rheumatic diseases. Joints, soft tissues and allied conditions of connective tissues.
 Radiology: medical imaging technologies
 Serology: blood serum.
 Toxicology: chemicals on living organisms.
 Urology: urinary tract and the male reproductive system.
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 からだ【体 躰 躯 身 】 動物の頭・胴・手足などのすべてをまとめていう語。五体。しんたい。
 ごたい【五体】身体の五つの部分。頭・首・胸・手・足。また、頭・両手・両足。漢方では、筋・血脈・肌肉・骨・皮。転じて、からだ全体。
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とうぶ【頭部】頭の部分。また、物の先端の部分。あたま。
けいぶ【頸部】頭と胴体とをつないでいる部分。くび。
きょうぶ【胸部】胸の部分。
ふくぶ【腹部】動物のからだで、胸部に続く腹の部分。内部に内臓がある。
ようぶ【腰部】腰の部分。腰のあたり。
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 きょうつう【胸痛】胸部の痛み。
 ずつう【頭痛】頭が痛むこと。とうつう。
 とうつう【疼痛】ずきずき痛むこと。うずき。
 ふくつう【腹痛】腹部の痛み。はらいた。
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・半身・上半身・下半身

 はんしん【半身】からだの半分。からだの上下または左右の半分。
 じょうはんしん【上半身】the upper part of a person's body. からだの、腰から上の部分。かみはんしん。
 かはんしん【下半身】からだの、腰から下の部分。しもはんしん。
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免疫
・抗体・抗原

 めんえき【免疫】immunity. 病原体や毒素、外来の異物、自己の体内に生じた不要成分を非自己と識別して排除しようとする生体防御機構の一。本来は、ある特定の病原体に一度感染して回復出来ると抵抗性をもつようになり、同じ病気にかからなくなることをいう。先天的に備わる自然免疫と、後天的に得られる獲得免疫がある。機構としては細胞性免疫と液性免疫の二つが働く。
 こうたい【抗体】生体内に抗原が侵入したとき、それに対応して生成され、その抗原に対してのみ反応するたんぱく質。実際に抗体として働くのは免疫グロブリン。免疫体。antibody /'æntɪbɒdi/ any of numerous Y -shaped protein molecules produced by B cells as a primary immune defense, each molecule and its clones having a unique binding site that can combine with the complementary site of a foreign antigen,  as on a virus or bacterium, thereby disabling the antigen  and signaling other immune defenses. Abbreviation:  Ab
 こうげん【抗原】生体内に入ると抗体をつくらせる原因となる物質。一度抗体ができると、次に侵入した同じ原因物質と特異的に反応する。異種のたんぱく質や多糖類・毒素・微生物などが抗原となりうる。
antigen /'æntɪdʒən, -ˌdʒɛn/ Immunology . any substance that can stimulate the production of antibodies  and combine specifically with them.
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metabolism
・anabolism ・catabolism

 たいしゃ【代謝】生体内で、物質が次々と化学的に変化して入れ替わること、また、それに伴ってエネルギーが出入りすること。metabolism /mə'tæbəlɪzəm/ the sum of the physical and chemical processes in an organism by which its material substance is produced, maintained, and destroyed, and by which energy is made available.
 ろうはいぶつ【老廃物】体内の物質代謝によって生じる代謝産物、あるいは飲食物が利用されたあと、体内に不要となった物。
 anabolism /ə'næbəlɪzəm/ constructive metabolism;  the synthesis in living organisms of more complex substances from simpler ones. 
 catabolism /kə'tæbəlɪzəm/ destructive metabolism; the breaking down in living organisms of more complex substances into simpler ones, with the release of energy.
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・慢性・急性

 まんせい【慢性】症状はあまりひどくないが、治りにくく、経過が長びく病気の性質・状態。chronic /'krɒnɪk/ having long duration.
 きゅうせい【急性】症状が急に起こり、その進み方が速いこと。acute /ə'kyut/ brief and severe.
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分泌
・内分泌 ・外分泌

 ぶんぴつ【分泌】生体が細胞から特有の代謝産物を排出すること。分泌を行う細胞を腺細胞といい、ホルモンなどを体内に出す内分泌と、汗などを体外に出す外分泌とがある。ぶんぴ。
 ないぶんぴつ【内分泌】生体内の分泌腺が分泌物を直接に血液などの中へ出すこと。ないぶんぴ。
 がいぶんぴつ【外分泌】道管を通じて分泌物を体表や消化管内などに放出する現象。がいぶんぴ。
 せん【腺】上皮組織の特殊化したもので、特定の物質を生成・貯留・分泌する器官。
 ホルモン: 生体内の内分泌腺で生成され、血液中に分泌されて運ばれ、特定の器官にのみ作用する微量の化学物質。成分は蛋白質・ポリペプチド・フェノール誘導体・ステロイドなど。
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動物組織
・上皮組織・結合組織・筋肉組織・神経組織

 じょうひそしき【上皮組織】動物の体表面、または体内の器官内表面をおおう細胞層を構成する組織。形態・機能などにより、扁平(へんぺい)上皮・円柱上皮や生殖上皮・繊毛上皮などに分けられる。
 けつごうそしき【結合組織】動物体の組織間を満たして、それらを結合・支持する組織。細胞間質(間充質)をもち、靭帯など繊維成分に富む組織のほか、軟骨・骨・血液・リンパなども含めていう。結締組織。結合織。線維性結合組織。
 きんにくそしき【筋肉組織】筋線維が集まってできた組織。横紋筋細胞からなる骨格筋組織、心筋組織と平滑筋組織の3種類がある。筋組織。
 しんけいそしき【神経組織】神経系を構成する組織。神経細胞と神経膠細胞(こうさいぼう)などからなる。
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植物組織
・分裂組織・永久組織

 ぶんれつそしき【分裂組織】植物で、細胞分裂を活発に行っている組織。茎・根の形成層や生長点にあり、植物を生長させる働きをもつ。
 えいきゅうそしき【永久組織】分裂能力を失った細胞からできている植物の組織。表皮組織・柔組織など。
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・胸腔・腹腔

 きょうこう【胸腔】胸膜で覆われた、胸郭の内部。肺・心臓などを収める。きょうくう。
 ふくこう【腹腔】腹部の内腔。内部に肝臓・胃・腸・脾臓(ひぞう)などを収める。ふくくう。
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・実質・間質

 じっしつ【実質】臓器の本来の生理機能を営む組織。
 かんしつ【間質】臓器で、実質以外の部分。
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・内層・外層

 ないそう【内層】内側の層。
 がいそう【外層】層をなしているものの外側の重なり。外側の層。
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・皮質・髄質

 ひしつ【皮質】大脳・小脳・副腎(ふくじん)・腎臓など実質臓器の外層をなす部分。内部の髄質とは異なる作用を営むことが多い。
 ずいしつ【髄質】ある器官で、内層と外層とで構造や機能が異なる場合、外層を皮質というのに対し、内層のこと。大脳の白質、副腎髄質など。
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・目 ・耳 ・鼻 ・口 ・首

 あたま【頭】動物の体の上端または前端の部分で、脳や目・耳・鼻などの重要な感覚器官のある部分。首から上の部分。かしら。こうべ。
 め【目 眼】物を見る働きをする器官。光線・色などを感受して脳に送る感覚器官で、脊椎動物では眼球およびその付属器の涙腺などと視神経からなる。
 みみ【耳】頭部の左右にあり、聴覚および平衡感覚をつかさどる器官。哺乳類では耳殻(じかく)が張り出し、鳥類とともに外耳・中耳・内耳の3部分からなる。爬虫類・両生類では中耳・内耳があり、鼓膜が露出。魚類では内耳だけで、平衡器としての働きが大きい。
 はな【鼻】脊椎動物の嗅覚の受容器。哺乳類では顔の前面中央に突き出て、左右二つの鼻孔があり、内部の鼻腔に嗅覚器が分布する。また、呼吸器官の始部をなし、発声を助ける働きもする。
 くち【口】動物の消化器系の開口部で、食物を取り入れる器官。人間では顔面の下部にあって、口唇・口蓋(こうがい)・口底に囲まれ、中に歯・舌などがある。発声にも関係する。口腔(こうこう)。
 くび【首 頸】脊椎動物の頭と胴をつないでいる部分。頸部(けいぶ)。
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・胸 ・腹 ・腰 ・肩

 どう【胴】身体の頭と手足とを除いた部分。胴体。
 どうたい【胴体】胴の部分。胴。
 むね【胸】首と腹との間の部分。哺乳類では横隔膜により腹部と仕切られ、肋骨(ろっこつ)に囲まれて肺・心臓などが収まる。
 はら【腹 肚】動物の、胸部と尾部との間の部分。胴の後半部。また、背に対して、地に面する側。人間では、胸から腰の間で中央にへそがある前面の部分。横隔膜と骨盤の間で、胃腸のある部分。腹部。
 こし【腰】〔体の〕the lower back, the small of the back; 〔胴のくびれた部分〕around the waist; 〔尻〕the hip(s). 人体で、骨盤のある部分。脊椎が骨盤とつながっている部分で、上半身を屈曲・回転できるところ。腰部。
 かた【肩】人の腕が胴体に接続する部分の上部、および、そこから首の付け根にかけての部分。
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・腕 ・肘 ・上腕 ・前腕 ・手首 ・指 ・指先

 て【手】①人体の左右の肩から出ている長い部分。肩から指先までをいう。俗に動物の前肢をいうこともある。②手首、手首から指先までや、手のひら・指などを漠然とさす。
 うで【腕】人や猿の、肩から手首までの部分。また、手の部分も含めていう。
 ひじ【肘 肱 臂】elbow. 上腕と前腕とをつなぐ関節部の外側。
 じょうわん【上腕】upper arm. 腕の、肩と肘の間の部分。上膊(じょうはく)。二の腕。 
 ぜんわん【前腕】forearm. 腕の肘から手首までの部分。前膊(ぜんはく)。
 てくび【手首】腕と手のひらとのつながる部分。うでくび。
 ゆび【指】手足の末端の5本に枝分かれした部分。もとは手のものを指(てゆび)、足のものを趾(あしゆび)として区別した。動物では4本以下のものもあり、前後肢で数の異なるものもある。および。
 ゆびさき【指先】指の先端。指頭。指端。
 てのひら【手の平  掌】手首から指の付け根までの、手を握ったときに内側になる面。たなごころ。
 てのこう【手の甲】手を握ると外側になる、手首から指のつけ根までの面。
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・股・膝・脛・足首・

 あし【足 脚 肢】動物の、胴体から分かれ、からだを支えたり歩行に使ったりする部分。哺乳動物には2本の前肢と2本の後肢があるが、ヒトでは前肢を上肢(手)、後肢を下肢(足)という。骨盤の下から足首までを「脚」(leg)、くるぶしから先を「足」(foot)と書いて区別することがある。
 もも【股 腿】足の、ひざから上の腰に続く部分。
 だいたい【大腿】脚の付け根から膝までの部分。ふともも。もも。
 ひざ【膝】1 もも と すね との境の関節部の前面。ひざがしら。2 座ったときの、ももの上側にあたる部分。knee /ni/ the joint of the leg that allows for movement between the femur and tibia and is protected by the patella; the central area of the leg between the thigh and the lower leg.
 すね【脛  臑】膝から くるぶし までの間の部分。はぎ。
 くるぶし【踝】足首の関節の内外両側にある突起した骨。内側は脛骨(けいこつ)の末端、外側は腓骨(ひこつ)の末端にあたる。くろぶし。つぶぶし。
 あしくび【足首】足のくるぶし。また、その上の少し細くなった部分

 きゃくぶ【脚部】脚(あし)の部分。
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せんてんてき【先天的】生まれつきであるさま。
こうてんてき【後天的】生まれてからのちに身にそなわるさま。
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 せいたい【生体】生きているもの。また、生きているからだ。
 くつう【苦痛】からだや心に感じる苦しみや痛み。
 びょうき【病気】an illness; a disease. 生体がその形態や生理・精神機能に障害を起こし、苦痛や不快感を伴い、健康な日常生活を営めない状態。医療の対象。疾病。やまい。
 しっぺい【疾病】やまい。病気。疾患。
 しっかん【疾患】病気。やまい。
 びょうげんたい【病原体】生体に寄生して病気を起こさせる原生動物・細菌・ウイルスなどの生物。
 infection 病気の伝染・感染
 でんせん【伝染】病原体が他の生物体に入り、増殖して病気になること。感染。
 かんせん【感染】病原体が体内に侵入すること。特に、そのために種々の病態が起こること。
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・前肢 ・後肢 ・上肢 ・下肢

 ぜんし【前肢】4本の足をもつ動物の、前の一対の足。前足。
 こうし【後肢】動物の4本の足のうち、後方の一対。あと足。後ろ足。
 じょうし【上肢】人間の腕や手。上腕・前腕・手を含めていう。
 かし【下肢】人の足。脚部。また、4本足の動物の後ろ足。後肢。
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 ねんまく【粘膜】消化管・呼吸器・排出器・生殖器などの内壁の、常に粘液で湿っている組織。
 ねんえき【粘液】生物体内の粘液腺から分泌される液体。糖たんぱく質・無機塩類などを含み、体表の保護などの役をする。
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 せいり【生理】生物体が生きているために起こるさまざまなからだの現象や、生きていくためのからだの機能。呼吸・消化・排泄(はいせつ)・血液循環・体温調節・代謝などの働き。または、その仕組み
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・endemic・epidemic・pandemic

 endemic /ɛn'dɛmɪk/ 1.natural to or characteristic of a specific people or place; native; indigenous: endemic folkways; countries where high unemployment is endemic. 2.belonging exclusively or confined to a particular place: a fever endemic to the tropics.
 epidemic /ˌɛpɪ'dɛmɪk/ affecting many persons at the same time, and spreading from person to person in a locality where the disease is not permanently prevalent.
 pandemic /pæn'dɛmɪk/ prevalent throughout an entire country, continent, or the whole world; epidemic over a large area.
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 physiology /'fɪziɒlədʒi/ the branch of biology dealing with the functions and activities of living organisms and their parts, including all physical and chemical processes.
 せいりがく【生理学】生命現象を物理的、化学的手法によって研究する学問。
 anatomy /ə'nætəmi/ the structure of an animal or plant, or of any of its parts.
 かいぼうがく【解剖学】生物体の形態や構造を観察・記述する学問。
 けいたいがく【形態学】生物学の一分科で、生物の体制や構造を研究する学問。対象や目的により、組織学・細胞学・解剖学・発生学・分類学などに分けられる。morphology /mɔr'fɒlədʒi/ the branch of biology dealing with the form and structure of organisms.
 えきがく【疫学】epidemiology 人間集団を対象として、病気の原因や本態を究明する医学の一分野。感染症の原因や動向を調べる学問であったが、今日では、公害など広く健康を損ねる原因などを研究対象とする。
 さいぼうがく【細胞学】細胞の形態を生理・成長・分化・遺伝・進化との関連において研究する学問。cytology /saɪ'tɒlədʒi/ the study of the microscopic appearance of cells, especially for the diagnosis of abnormalities and malignancies.
SISTEMA RESPIRATÓRIO

呼吸
・外呼吸 ・内呼吸  ・無気呼吸

 こきゅう【呼吸】breathing. 生物が生命維持に必要なエネルギーを得るために、酸素を取り入れて養分を分解し、その際に生じた二酸化炭素を排出する現象。体外とガス交換を行う外呼吸と、それにより運ばれた酸素による細胞内での内呼吸とがあり、一般には外呼吸をさす。また、酸素を必要としない無気呼吸もある。
 がいこきゅう【外呼吸】生物体が空気中あるいは水中の酸素を呼吸器官あるいは体表から取り入れ、二酸化炭素を放出するガス交換。肺呼吸・えら呼吸・皮膚呼吸など。
 ないこきゅう【内呼吸】細胞呼吸。細胞が、外部から取り入れた酸素や酸素以外の酸化剤によって、養分を分解してエネルギーを発生させる現象。組織内呼吸。
 むきこきゅう【無気呼吸】酸素のない条件下で一連の酸化還元反応によって行われる呼吸。酵母や細菌の行うアルコール発酵・乳酸発酵や腐敗、動物の筋肉での解糖など。無酸素呼吸。嫌気呼吸。嫌気代謝。
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気道
・鼻腔 ・口腔 ・喉頭 ・気管 ・気管支

 きどう【気道】肺に通じる空気の通り道。鼻腔・口腔・喉頭・気管・気管支などからなる。
 びこう【鼻腔】鼻のあなの中。鼻孔から咽頭までの、空気の通路。内面は粘膜で覆われ、嗅覚器がある。吸気を暖め、またチリなどを防ぐ。
 こうこう【口腔】 the mouth; the oral cavity.口からのどまでの空洞部分。口の中。
 こうとう【喉頭】 larynx. 呼吸器の一部。上方は咽頭、下方は気管に連なる部分。軟骨に囲まれており、声帯がある。
 きかん【気管】trachea.脊椎動物の喉頭に続き、気管支までの膜性の管。呼吸の際の空気の通路で、食道の前を下がり、分岐して左右両肺につながる。発声にも関与する。2 昆虫など、甲殻類以外の節足動物がもつ呼吸器官。表皮が体内に陥入し、樹枝状に分かれて広がった管。体表の気門から入った空気を各部に送る。
 きかんし【気管支】bronchial tube. 気管の下端から左右に分かれ、両肺に通じる細い管。
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呼吸器
・気道 ・肺 ・肺胞

 こきゅうき【呼吸器】breathing. 動物が外呼吸を営むための器官。高等脊椎動物の肺、魚類のえら、昆虫の気管など。呼吸器官。
 はい【肺】lungs. 空気呼吸を行うための器官。両生類以上にみられ、胸腔に左右一対ある。内部は、無数の肺胞となっている。肺胞を取り囲む毛細血管との間で炭酸ガスと吸気からの酸素との交換が行われる。肺臓。
 はいほう【肺胞】an alveolus; pulmonary alveoli.肺の中で気管支が枝分かれを繰り返し、その末端がブドウの房のようになった、袋状の部分。この内部の酸素と、壁に分布する毛細血管との間でガス交換が行われる。気胞。
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 はいえん【肺炎】肺に起こる炎症の総称。炎症の範囲から大葉性肺炎・気管支肺炎・間質性肺炎に分けられる。細菌・ウイルス・マイコプラズマ・クラミジアなどの感染によるものや、放射線・薬剤などに原因するものがあり、発熱・咳・痰・呼吸困難などの症状を呈する。
 きょうまくえん【胸膜炎】胸膜の炎症。結核・肺炎・インフルエンザや癌(がん)などでみられ、胸痛・呼吸困難・咳(せき)・発熱などの症状がある。胸膜腔に滲出液(しんしゅつえき)がたまる湿性胸膜炎と、たまらない乾性胸膜炎に分けられる。肋膜炎。
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 びこう【鼻腔】鼻のあなの中。鼻孔から咽頭(いんとう)までの、空気の通路。内面は粘膜で覆われ、嗅覚器がある。吸気を暖め、また ちり などを防ぐ。
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 きゅうき【吸気】息を吸い込むこと。また、吸い込んだ息。
 こき【呼気】鼻や口から吐く息。
SISTEMA DIGESTIVO
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消化管
・口腔 ・咽頭 ・食道 ・胃 ・小腸 ・大腸

 alimentary canal: a tubular passage functioning in the digestion and absorption of food and the elimination of food residue, beginning at the mouth and terminating at the anus.
 しょうかかん【消化管】摂取した食物を消化し、栄養を吸収する管。哺乳類では口腔・咽頭・食道・胃・小腸・大腸に区別される。
 いんとう【咽頭】口腔、鼻腔および食道の間の筋肉性の袋状の管。呼吸・嚥下(えんか)・発声などの作用をする。 pharynx /'færɪŋks/ the tube or cavity, with its surrounding membrane and muscles, that connects the mouth and nasal passages with the esophagus.
 しょくどう【食道】咽頭から胃に至る間の管状の消化器官。口に入れた食べ物を胃に送る通路。esophagus /ɪ'sɒfəgəs, i'sɒf-/ a muscular passage connecting the mouth or pharynx with the stomach in invertebrate and vertebrate animals; gullet.
 い【胃】消化管の一。袋状で、上は食道に、下は十二指腸に連絡し、胃液を分泌して食物を消化する。胃袋。stomach /stʌmək/ a saclike enlargement of the alimentary canal, as in humans and certain animals, forming an organ for storing, diluting, and digesting food.
 ゆうもん【幽門】胃の末端の、十二指腸に接し細くくびれている部分。輪状の括約筋があり、通常は閉じているが、胃内の食物の状態により開いて腸に送る。pylorus /paɪ'lɔrəs/ the opening between the stomach and the duodenum.
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・小腸 ・大腸

 ちょう【腸】消化管の主要部分の一。胃の幽門に続き、肛門に至る。小腸(
十二指腸・空腸・回腸)と大腸(盲腸・結腸・直腸)。食物の消化および吸収を行う。腸管。intestine /ɪn'tɛstɪn/ Usually, intestines. the lower part of the alimentary canal, extending from the pylorus to the anus.
 しょうちょう【小腸】腸のうち、胃の幽門から盲腸の前までの消化管。十二指腸・空腸・回腸に分けられる。消化、栄養素の吸収を行う。small intestine: the narrow, longer part of the intestines, comprising the duodenum, jejunum, and ileum, that serves to digest and absorb nutrients.
 だいちょう【大腸】消化管のうち、小腸と肛門(こうもん)との間の太い腸の部分。盲腸・結腸・直腸に分けられ、腸内細菌による発酵や水分の吸収などが行われる。large intestine: the broad, shorter part of the intestines, comprising the cecum, colon, and rectum, that absorbs water from and eliminates the residues of digestion.
 こうもん【肛門】消化管の終わりにある、大便の出口。直腸の末端が皮膚に開口する所。しりの穴。
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小腸
・十二指腸 ・空腸 ・回腸

 じゅうにしちょう【十二指腸】胃に続く小腸の最初の部分。人間では約30センチ、指を12本並べた長さというのでこの名がある。そのほぼ中央部に総胆管・膵管(すいかん)が一緒に開口しており、胆汁や膵液が分泌される。duodenum /duə'dinəm/ the first portion of the small intestine, from the stomach to the jejunum.
 くうちょう【空腸】小腸のうち、十二指腸と回腸との間の部分。
 かいちょう【回腸】小腸の終末部分。空腸と、大腸の盲腸との間の部分。
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大腸
・盲腸 ・結腸 ・直腸

 もうちょう【盲腸】cecum. 小腸に続く、大腸の初部。小腸が横から連なるため、下端が盲管となり、その先に虫垂(ちゅうすい)がある。草食動物では比較的長く、消化に関与する。
 けっちょう【結腸】colon. 大腸のうち、盲腸と直腸の間の主要部分。上行・横行・下行・S状結腸の四つに分けられる。
 ちょくちょう【直腸】消化管のうち、大腸のS状結腸に続く最終部分。下端が肛門になる。rectum /'rɛktəm/ the comparatively straight, terminal section of the intestine, ending in the anus.
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肝臓
・胆汁

 かんぞう【肝臓】右上腹部にある暗赤色の最大の臓器。消化管に付随する腺性の器官で、胆汁を生成するほか、糖・たんぱく質・脂質・ホルモンの代謝、有害物質の解毒、血液の貯蔵などの働きをする。再生性があり、また代償性があるため、一部が健全であれば全体として正常の機能を示す。レバー。きも。liver /lɪvər/ a large, reddish-brown, glandular organ located in the upper right side of the abdominal cavity, divided by fissures into five lobes and functioning in the secretion of bile and various metabolic processes.
 たんじゅう【胆汁】肝臓で生成され、十二指腸に分泌される黄褐色の消化液。胆嚢(たんのう)にいったん集められ、必要に応じて分泌される。主成分は胆汁酸・胆汁色素で、脂肪酸の消化・吸収を容易にする。胆液。bile /baɪl/ a bitter, alkaline, yellow or greenish liquid, secreted by the liver, that aids in absorption and digestion, especially of fats.
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 しょうか【消化】生体が体内で食物を吸収しやすい形に変化させること。また、その過程。多くの動物では消化管内で、消化器の運動(物理的消化)、消化液の作用(化学的消化)、腸内細菌の作用(生物学的消化)などによって行われる。
 しょうかき【消化器】体内に入った食物の消化・吸収を行う器官。消化管と消化腺・肝臓が含まれる。消化器官。
 しょうかせん【消化腺】消化液を分泌する腺。唾液腺(だえきせん)・胃腺・腸腺および膵臓(すいぞう)の外分泌部など。
 えんか【嚥下】口の中の物を飲み下すこと。えんげ。
 いへき【胃壁】胃の内壁。
 いちょう【胃腸】消化器官の胃と腸。
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 gastroscope /'gæstrəˌskoʊp/ a lighted flexible tubular instrument passed through the mouth for examining the esophagus, stomach, and duodenum.
 gastroscopy /gæ'strɒskəpi/ the examination with a gastroscope to detect disease.
 esophagoscope  (iː'sɒfəɡəʊˌskəʊp) an instrument for examining the esophagus.
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 gastrointestinal tract refers to the stomach and intestine, and sometimes to all the structures from the mouth to the anus.
 peptic ulcer is a gastrointestinal tract ulcer that is usually acidic and painful.
 ulcer /'ʌlsər/ a sore on the skin or a mucous membrane, accompanied by the disintegration of tissue, the formation of pus, etc.
 sore /sɔr, soʊr/ physically painful or sensitive, as a wound, hurt, or diseased part: a sore arm.
 pus /pʌs/ a yellow-white, more or less viscid substance produced by suppuration and found in abscesses, sores, etc., consisting of a liquid plasma in which white blood cells are suspended.
 suppurate /'sʌpyəˌreɪt/ to produce or discharge pus, as a wound; maturate.
 abscess /'æbsɛs/ a localized collection of pus in the tissues of the body, often accompanied by swelling and inflammation and frequently caused by bacteria.
 biopsy /'baɪɒpsi/ the removal for diagnostic study of a piece of tissue from a living body.
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 とうにょうびょう【糖尿病】高血糖と糖尿とが持続的にみられる慢性の病気。体内でぶどう糖がエネルギー源として利用されるために必要なインスリンの不足によって起こる。のどの渇き・多尿・空腹感・倦怠感(けんたいかん)などの自覚症状があり、感染症・動脈硬化・白内障などの合併症を起こしやすい。25歳未満の若年者に発症する1型糖尿病、主に成人になってから発症する2型糖尿病などがある。diabetes mellitus  /daɪə'bitɪs 'mɛlɪtəs/  a disorder of carbohydrate metabolism, usually occurring in genetically predisposed individuals, characterized by inadequate production or utilization of insulin and resulting in excessive amounts of glucose in the blood and urine, excessive thirst, weight loss, and in some cases progressive destruction of small blood vessels leading to such complications as infections and gangrene of the limbs or blindness.
 たんのう【胆嚢】肝臓の下面にある袋状の器官。肝臓でつくられた胆汁を一時的に蓄え、必要に応じて十二指腸へ排出する。
 かんかん【肝管】肝臓で作られた胆汁を集めて運ぶ細い管。左葉と右葉から出て、肝門部で合流して総肝管となる。

SISTEMA CIRCULATÓRIO
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心臓
・心房 ・心室

 しんぞう【心臓】heart. 血液循環の原動力となる器官。収縮と拡張を交互に繰り返し、静脈から戻ってくる血液を動脈に押し出し、全身に送るポンプの働きをする。ヒトでは握りこぶし大で、胸腔内の横隔膜のすぐ上、やや左側にあり、3層の膜に包まれ、内腔は隔壁・弁膜によって左右の心房・心室の4部分に分かれる。
 しんぼう【心房】atrium.心臓の上方を占める薄い筋肉でできている部屋。両生類以上の高等動物では隔壁によって左心房・右心房に分かれる。
 しんしつ【心室】ventricle.心臓の下方を占める、厚い筋肉でできている部屋。鳥類・哺乳類では心室中隔によって左右両室に隔てられる。右心室は静脈血を肺動脈へ、左心室は動脈血を大動脈へ送り出すポンプの役割をする。
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 くだ【管 筟】細長い円筒形で中が空洞になっているもの。
 えんとう【円筒】まるい筒
 くうどう【空洞】ほらあな。洞穴。また、内部がうつろになっていること。また、その部分。
 つつ【筒】丸く細長くて中が空洞になっているもの。くだ。管(かん)。
 どうけつ【洞穴】洞窟(どうくつ)。ほらあな。
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血管
・動脈 ・静脈 ・毛細血管

 けっかん【血管】a blood vessel.体内各部に血液を送る管。動脈・静脈・毛細血管に分けられる。
 どうみゃく【動脈】artery.血液を心臓からからだの各部分へ送り出す血管。一般に血管壁が厚く、弾力性に富み、心臓の鼓動に一致する脈拍をもつ。高等動物では心臓から肺動脈と大動脈とが出ている。大動脈は動脈血を運ぶが、肺動脈は静脈血を心臓から肺へ送る。artery /'ɑrtəri/ a blood vessel that conveys blood from the heart to any part of the body.
 じょうみゃく【静脈】vein.末梢の毛細血管網から血液を心臓に向けて送る血管。小・中静脈を経て上下の大静脈となり、心臓に戻る。動脈に比べて壁が薄く、中静脈以降には弁があって逆流を防ぐ。vein /veɪn/ one of the system of branching vessels or tubes conveying blood from various parts of the body to the heart.
 もうさいけっかん【毛細血管】閉鎖血管系で、動脈・静脈の末梢が細かく枝分かれし、網目状となってつながる細い血管。動脈からの酸素や栄養を組織に与え、組織から炭酸ガス・老廃物を受け入れて静脈へ送る。毛細管。capillary /'kæpəlɛri/ one of the minute blood vessels between the terminations of the arteries and the beginnings of the veins.
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血液
・血球 ・血漿

 けつえき【血液】動物の血管系内を循環している体液。有形成分の血球・血小板と液体成分の血漿からなる。体内各部への酸素や栄養の補給、二酸化炭素や老廃物の除去、抗体による防衛反応、体温の維持などの働きをする。血(ち)。
 けっきゅう【血球】a blood cell [corpuscle].血液の成分の一。血漿中に浮遊している有形成分。赤血球・白血球(顆粒球・単球・リンパ球)・血小板がある。血液細胞。
 けっしょう【血漿】blood plasma.血液で、血球を除いた液体成分。水分の ほか たんぱく質・無機塩類・糖分・脂肪・窒素化合物などからなり、また、老廃物・ホルモン・抗体なども含む。細胞の浸透圧や水素イオンを一定に保つ働きをする。
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 ぞうけつ【造血】体内で血液が生成されること。
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血球
・赤血球 ・白血球 ・血小板

 せっけっきゅう【赤血球】red blood cell.血液の主成分をなす単細胞。脊椎動物ではヘモグロビンを含むために赤く、哺乳類では中央部のくぼんだ円盤形で無核。ヒトでは1立方ミリメートルの血液中に男性で約500万個、女性で約450万個あるとされる。骨髄でつくられ、脾臓・肝臓で壊され、平均寿命は約120日。酸素および二酸化炭素を運ぶ働きをする。One of the cells of the blood, which in mammals are enucleate disks concave on both sides, contain hemoglobin, and carry oxygen to the cells and tissues and carbon dioxide back to the respiratory organs. Abbreviation:RBC.
 はっけっきゅう【白血球】WBC(white blood cell).血液を構成する成分の一。骨髄・リンパ節などでつくられ、形は不定で核があり、生体の防御に関与。顆粒性(かりゅうせい)の好酸球・好中球・好塩球などと、無顆粒性のリンパ球・単球などに分けられる。顆粒白血球と単球は遊走性があり、食作用によって侵入した細菌・異物などを消化分解する。リンパ球はその細菌などの抗原に対して抗体をつくり、免疫作用をもつ。a white blood corpuscle; a leukocyte. Any of various nearly colorless cells of the immune system that circulate mainly in the blood and lymph and participate in reactions to invading microorganisms or foreign particles, comprising the B cells, T cells, macrophages, monocytes, and granulocytes.
 けっしょうばん【血小板】a blood platelet, a thrombocyte. 血液の成分の一。血液を凝固させ止血作用がある。直径2~3マイクロメートルの細胞小片。
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出血
・外出血・内出血

 しゅっけつ【出血】血液が血管の外に流れ出ること。外出血や内出血、喀血・吐血・下血・血尿などがある。「傷口から―する」「―多量」
 がいしゅっけつ【外出血】組織とともに血管が損傷され、血液が体外に流れ出ること。また、その血。
 ないしゅっけつ【内出血】体内で出血が起こること。血液が組織や体腔内にとどまって体外に出ない状態。「打撲部位が―する」
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 かっけつ【喀血】気管支・肺などから出血して血を吐き出すこと。肺結核・肺癌(はいがん)・気管支拡張症などでみられる。
 とけつ【吐血】食道・胃・十二指腸などから出血した血液を嘔吐すること。吐いた血の色は褐色がかっている。
 げけつ【下血】種々の疾患により消化管内に出た血液が肛門から出ること。
 けつにょう【血尿】赤血球が混じって出る尿。腎臓・膀胱など尿路の疾患の際にみられる。
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 こどう【鼓動】心臓が血液を送り出すために規則的に収縮・拡大すること。また、その音。
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 へいさけっかんけい【閉鎖血管系】心臓から出た血液が、動脈から毛細血管を経て静脈を通り、心臓に戻る循環経路。血漿の大部分と赤血球は血管外に出ることはない。脊椎動物・環形動物にみられる。
 かいほうけっかんけい【開放血管系】毛細血管がなく、動脈と静脈がつながっていない血管系。節足動物・軟体動物などにみられる。開放循環系。
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 ふゆう【浮遊 浮游】空中や水面に浮かびただようこと。
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 だいどうみゃく【大動脈】心臓の左心室から全身に血液を送り出す動脈の本幹。上行大動脈・大動脈弓・下行大動脈に区分され、下行大動脈はさらに胸大動脈と腹大動脈とに分かれる。
 だいじょうみゃく【大静脈】静脈血を集めて右心房に導く静脈の本幹。頭部・胸部・上肢部から集める上大静脈と、下肢および腹腔内臓器から集める下大静脈とがある。
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 しんぱく【心拍 心搏】心臓の拍動。
 はくどう【搏動 拍動】内臓器官の周期的な収縮運動。特に、心臓が律動的に収縮・弛緩(しかん)し、脈を打つこと。
 りつどうてき【律動的】動きにリズムのあるさま。リズミカル。
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 ヘモグロビン【hemoglobin】脊椎動物の赤血球中に含まれる、たんぱく質のグロビンと鉄を含む色素ヘムとが結合した色素たんぱく質。呼吸器官から入った酸素と結合して オキシ ヘモグロビン となり、体内の各組織に運ぶ働きをする。一酸化炭素とは酸素以上に結合しやすい。血色素(けっしきそ)。hemoglobin /'himəgloʊbɪn, ˈhɛmə-/ the oxygen-carrying pigment of red blood cells that gives them their red color and serves to convey oxygen to the tissues: occurs in reduced form (deoxyhemoglobin)  in venous blood and in combination with oxygen (oxyhemoglobin)  in arterial blood. Symbol:  Hb
 vascular /'væskyələr/ pertaining to, composed of, or provided with vessels or ducts that convey fluids, as blood, lymph, or sap.
 sap /sæp/any vital body fluid.
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 こうちゅうきゅう【好中球】白血球の一。細胞内にある顆粒(かりゅう)が中性色素に染まるもの。食作用が強いので、大食細胞に対して小食細胞ともいう。好中性白血球。
 けっとう【血糖】血液中に含まれている糖類。ふつう、ぶどう糖量をいう。
CÉLULA
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細胞小器官
・ミトコンドリア ・小胞体 ・ゴルジ体

 さいぼうしょうきかん【細胞小器官】細胞内にある、原形質の一部が特殊に分化した構造物の総称。核・ミトコンドリア・小胞体・ゴルジ体など。オルガネラ。細胞内小器官。
 ミトコンドリア【mitochondria】すべての真核生物の細胞質中に存在する、糸状または顆粒(かりゅう)状の細胞小器官。内外二重の膜に包まれ、内部にクリスタとよばれるひだ状突起がある。呼吸およびエネルギー生成の場で、電子伝達系やトリカルボン酸回路などに関与する酵素群をもち、一連の反応によりATP(アデノシン三燐酸(りんさん))の合成を行う。細胞の核とは別にDNA(デオキシリボ核酸)をもち、独自に分裂によって増殖する。糸粒体。糸状体。コンドリオソーム。
 しょうほうたい【小胞体】動植物の細胞質中に網目状にある膜状構造の細胞小器官。細胞内の物質輸送の機能をもつ。表面にリボソームが多数付着している粗面小胞体と、付着していない滑面小胞体とがある。
 ゴルジたい【ゴルジ体】Golgi apparatus.動植物の細胞の中に存在する、粒状あるいは網状の器官。細胞内の分泌物を合成したり排出物を一時的に蓄えたりする機能をもつといわれる。1899年ゴルジが発見。ゴルジ装置。
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分裂
・細胞 ・核

 さいぼうぶんれつ【細胞分裂】細胞の増殖方法で、1個の母細胞から2個以上の娘細胞(じょうさいぼう)に分かれる現象。核分裂とそれに続く細胞質の分裂からなる。分裂のしかたには有系分裂と無系分裂とがあり、有系分裂には減数分裂と体細胞分裂とがある。
 かくぶんれつ【核分裂】細胞分裂のとき、細胞質の分裂に先立って、核が二つに分かれる現象。通常は有糸分裂の形式をとるが、無糸分裂もある。細胞核分裂。
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核分裂
・有糸 ・無糸

 ゆうしぶんれつ【有糸分裂】 mitosis. 真核生物で一般的にみられる核分裂の様式。細胞分裂の際に、核の中に染色体・紡錘体などの糸状構造が形成されて行われるところから、無糸分裂に対していう。体細胞分裂と、減数分裂とがある。間接核分裂。
 むしぶんれつ【無糸分裂】細胞分裂の際に核の中に紡錘体や染色体などが形成されることなく、核が単純にくびれて2分裂される分裂法。有糸分裂に対していい、変性した細胞の退行現象とされる。直接分裂
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 ゆうしぶんれつ【有糸分裂】真核生物で一般的にみられる核分裂の様式。細胞分裂の際に、核の中に染色体・紡錘体などの糸状構造が形成されて行われるところから、無糸分裂に対していう。体細胞分裂と、減数分裂とがある。間接核分裂。
 むしぶんれつ【無糸分裂】細胞分裂の際に核の中に紡錘体や染色体などが形成されることなく、核が単純にくびれて2分裂される分裂法。有糸分裂に対していい、変性した細胞の退行現象とされる。直接分裂。
 ぼうすいたい【紡錘体】細胞の有糸分裂の中期から終期にかけて現れ、染色体の極への移動に関与する繊維性の構造。両極と赤道面に並ぶ染色体とを結ぶものと、両極間を結ぶものとからなり、紡錘形をなす。
 ぼうすいけい【紡錘形】紡錘に似た形。円柱状でまん中が太く、両端がしだいに細くなる形。
 ぼうすい【紡錘】糸をつむぐとき、その糸を巻きつける心棒。錘(つむ)。
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 リボゾーム,リボソーム【ribosome】生物体の全細胞の細胞質中にあり、たんぱく質合成の場となる小粒子。RNA(リボ核酸)とたんぱく質からなる。伝令RNAの持つ遺伝暗号を翻訳し、運搬RNAの運んでくるアミノ酸を結合させる。
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 genome/'dʒinoʊm/ a full set of chromosomes; all the inheritable traits of an organism.
 chromosome /'kroʊməsoʊm/ any of several threadlike bodies, consisting of chromatin, that carry the genes in a linear order: the human species has 23 pairs, designated 1 to 22 in order of decreasing size and X  and Y  for the female and male sex chromosomes respectively.
 chromatin /'kroʊmətɪn/ the readily stainable substance of a cell nucleus, consisting of DNA, RNA, and various proteins, that forms chromosomes during cell division.
 gene/dʒin/ the basic physical unit of heredity; a linear sequence of nucleotides along a segment of DNA that provides the coded instructions for synthesis of RNA, which, when translated into protein, leads to the expression of hereditary character.
 DNA  (deoxyribonucleic acid): an extremely long macromolecule that is the main component of chromosomes and is the material that transfers genetic characteristics in all life forms, constructed of two nucleotide strands coiled around each other in a ladderlike arrangement with the sidepieces composed of alternating phosphate and deoxyribose units and the rungs composed of the purine and pyrimidine bases adenine, guanine, cytosine, and thymine: the genetic information of DNA is encoded in the sequence of the bases and is transcribed as the strands unwind and replicate.
 nucleotide /'nukliətaɪd/ any of a group of molecules that, when linked together, form the building blocks of DNA or RNA: composed of a phosphate group, the bases adenine, cytosine, guanine, and thymine, and a pentose sugar, in RNA the thymine base being replaced by uracil.
 genetics /dʒə'nɛtɪks/ the science of heredity, dealing with resemblances and differences of related organisms resulting from the interaction of their genes and the environment.
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・染色質 ・染色糸 ・染色体

 せんしょくしつ【染色質】細胞の核に含まれている好塩基性物質。クロマチン。
 せんしょくし【染色糸】細胞の静止核内にあって、塩基性色素に染まる糸状構造のもの。主成分はDNAとたんぱく質。細胞分裂の際の染色体の骨組みをつくる。
 せんしょくたい【染色体】chromosome. 細胞核の有糸分裂のときに現れる棒状の小体。塩基性色素に染まりやすい。染色質が染色糸となり、さらに螺旋(らせん)状に縮まって短く太くなったもの。数・形は生物の種ごとで定まっていて、遺伝や性の決定に重要な働きをする。また広く遺伝情報を伝えるものをいう。
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 せいしかく【静止核】細胞が分裂過程に入っていない時期の細胞核。
 しきそ【色素】発色のもとになる物質。可視光線の波長の一部を吸収し、それ以外を透過または反射させて色を出す。天然色素と合成色素とに大別され、天然色素は動物色素・植物色素の生体色素と、顔料などの鉱物色素とに分けられる。
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 mitosis /maɪ'toʊsɪs/ the usual method of cell division, characterized typically by the resolving of the chromatin of the nucleus into a threadlike form, which condenses into chromosomes, each of which separates longitudinally into two parts, one part of each chromosome being retained in each of two new cells resulting from the original cell.
 meiosis /maɪ'oʊsɪs/ Cell Biology . part of the process of gamete formation, consisting of chromosome conjugation and two cell divisions, in the course of which the diploid chromosome number becomes reduced to the haploid. Compare mitosis.
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核酸
・DNA ・RNA

 かくさん【核酸】nucleic acid.生物の細胞核中に多く含まれる、塩基・糖・燐酸(りんさん)からなる高分子物質。糖がデオキシリボースであるデオキシリボ核酸(DNA)と、リボースであるリボ核酸(RNA)とに大別される。
 デオキシリボかくさん【デオキシリボ核酸】 deoxyribonucleic acid. デオキシリボースを糖成分とする核酸。アデニン・チミン・グアニン・シトシンの4種の塩基を含み、二本鎖の螺旋(らせん)構造をなす。動植物の主に細胞核内に存在し、遺伝機構の本体としてたんぱく質の合成を支配する。DNA。
 リボかくさん【リボ核酸】 ribonucleic acid. リボースを糖成分とする核酸。リボヌクレオチドが多数重合したもので、一本鎖をなし、アデニン・グアニン・シトシン・ウラシルの四種の塩基を含む。一般にDNA(デオキシリボ核酸)を鋳型として合成され、その遺伝情報の伝達やたんぱく質の合成を行う。機能により、伝令RNA・運搬RNA・リボゾームRNAなどに分けられる。すべての動植物の細胞および一部のウイルスに分布。RNA。
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 polypeptide /pɒli'pɛptaɪd, -tɪd/ a chain of amino acids linked together by peptide  bonds and having a molecular weight of up to about 10,000.
 organelle /'ɔrgənɛl/ Cell Biology . a specialized part of a cell having some specific function; a cell organ.
 allele /ə'lil/ any of several forms of a gene, usually arising through mutation, that are responsible for hereditary variation.
SISTEMA NERVOSO
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副腎
・アドレナリン・副腎皮質ホルモン

 ふくじん【副腎】 adrenal gland. 左右の腎臓の上に接して1個ずつある内分泌器官。内側の髄質と外側の皮質とからなり、髄質からアドレナリンを、皮質から副腎皮質ホルモンを分泌する。腎上体。 
 アドレナリン【adrenaline】副腎髄質から分泌されるホルモンの一。交感神経の作用が高まると分泌され、血糖量の上昇、心拍数の増加などを起こす。強心剤や血圧上昇剤などに利用。エピネフリン。エピレナミン。
 【副腎皮質ホルモン】副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの総称。グルココルチコイドのコルチゾール、ミネラルコルチコイドのアルドステロンなど。
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 ステロイド‐ホルモン【steroid hormone】化学構造上ステロイドの基本構造を持つホルモンの総称。性ホルモン・副腎皮質ホルモンやエクジソンなど。
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膵臓
・膵液 ・インスリン

 すいぞう【膵臓】胃の背部にある腺(せん)器官。外分泌として膵液を、内分泌としてランゲルハンス島組織でインスリン・グルカゴンなどを生成・分泌する。pancreas /pænkriəs/ a gland, situated near the stomach, that secretes a digestive fluid into the intestine through one or more ducts and also secretes the hormone insulin.
 すいえき【膵液】膵臓から十二指腸に分泌される消化液。消化酵素のアミロプシンなどを含み、アルカリ性で、胃の中で酸性になっている内容物を中和する働きがある。
 インスリン【insulin】《インシュリンとも》膵臓のランゲルハンス島にあるβ(ベータ)細胞から分泌されるホルモン。体内組織における糖質・脂肪・たんぱく質・核酸の合成・貯蔵を促す作用があり、特にぶどう糖の筋肉内への取り込みを促進させ、血糖を減少させる。不足すると糖尿病になる。insulin: a protein pancreatic hormone secreted by the beta cells of the islets of Langerhans that is essential especially for the metabolism of carbohydrates and the regulation of glucose levels in the blood and that when insufficiently produced results in diabetes mellitus
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神経系
・中枢 ・末梢

 しんけいけい【神経系】nervous system. 動物体内において、刺激に対して各器官を統一的、有機的に働かせる神経の系統。脳・脊髄の中枢神経系と、運動神経・知覚神経・分泌神経・自律神経などの末梢神経系からなる。
 ちゅうすうしんけいけい【中枢神経系】central nervous system. 神経系の中で、全神経の統合・支配など中枢的役割を果たしている部分。末梢神経の受けた刺激をとらえて音声・運動・反射などを指令する。脊椎動物では脳と脊髄、無脊椎動物では神経節の一部をいう。
 まっしょうしんけいけい【末梢神経系】 peripheral nervous system. 神経系のうち、中枢神経系から出て、体表や体内の諸器官に分布する神経の総称。求心性神経系と遠心性神経系とに分けられ、また感覚神経・運動神経・自律神経に大別される。
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中枢神経系
・脳 ・脊髄

 のう【脳】動物の神経系で、神経細胞が集合し、神経活動の中枢をなす部分。無脊椎動物では一般に頭部にある神経節をさす。脊椎動物では頭蓋(とうがい)内にあって脳膜に包まれ、脊髄の前方に連なり、前脳・中脳・菱脳(りょうのう)に区分され、終脳(大脳)・間脳・中脳・小脳・橋・延髄に分化している。脳髄。
 せきずい【脊髄】脊椎動物の中枢神経系の一。延髄に続き、脊椎管内を縦走する。内側に神経細胞を主体とする灰白質(かいはくしつ)があり、それを神経繊維を主体とする白質が覆う。分節的に脊髄神経が出て、感覚・運動の刺激を伝達し、反射機能をつかさどる。
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末梢神経系
・求心性神経系 ・遠心性神経系
・感覚神経 ・運動神経 ・自律神経

 きゅうしんせいしんけい【求心性神経】末梢からの刺激や興奮を中枢へ伝達する神経。感覚神経など。
 えんしんせいしんけい【遠心性神経】中枢からの興奮を末梢へ伝導する神経。筋肉の運動を支配する運動神経、腺の分泌を支配する分泌神経などがある。
 かんかくしんけい【感覚神経】感覚器官に生じた刺激を興奮として中枢へ伝達する神経。求心性神経。知覚神経。
 うんどうしんけい【運動神経】意識的な運動をつかさどる末梢神経。骨格筋を収縮させる興奮を身体の末端まで伝え、随意運動を起こさせる。
 じりつしんけい【自律神経】脊椎動物の末梢神経の一。意志とは無関係に作用する神経で、消化器・血管系・内分泌腺・生殖器などの不随意器官の機能を促進または抑制し調節する。交感神経と副交感神経とからなる。植物性神経。
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自律神経
・交感神経 ・副交感神経

 こうかんしんけい【交感神経】副交感神経とともに、高等脊椎動物の自律神経系を構成する神経。脊柱の両側を走る幹から出て内臓や血管・消化器・汗腺などに分布。心臓の働きの促進、血管の収縮、胃腸の働きの抑制、瞳孔の散大などの作用がある。
 ふくこうかんしんけい【副交感神経】自律神経の一。脳部および仙骨部から発し、大部分は迷走神経で、伝達物質としてアセチルコリンを分泌する。交感神経系と拮抗(きっこう)的に働き、心臓に対しては抑制、胃腸に対しては促進の作用をする。
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 はくしつ【白質】脳・脊髄の、神経繊維の集合からなる白色部分。主に有髄神経繊維からなる。脳では灰白質の内側に、脊髄ではその外側に位置する。
 かいはくしつ【灰白質】神経細胞が密集して灰白色をしている部分。脊髄では白質に囲まれ、断面がH字状をなす。大脳・小脳では白質を囲む皮質部をなす。
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・無髄神経・有髄神経

 むずいしんけい【無髄神経】神経繊維で、軸索の周囲に髄鞘をもたないもの。神経鞘のあるものとないものとに分けられ、前者は末梢神経に、後者は中枢神経の灰白質にみられる。
 ゆうずいしんけい【有髄神経】神経繊維の軸索の周囲を髄鞘が包んでいる神経。興奮は髄鞘のとぎれている所を飛び飛びに伝わるので伝導が速く、脳脊髄神経と白質にみられる。
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・大脳 ・間脳 ・脳梁 ・中脳 ・小脳 ・橋 ・延髄

 だいのう【大脳】脳の主要部分。左右の大脳半球とそれを結ぶ脳梁(のうりょう)があり、半球の表面には多数のしわ や ひだ がある。表層は大脳皮質で覆われ、神経繊維が多く通っている内部は大脳髄質と呼ばれる。
 ちゅうのう【中脳】脊椎動物の脳の一部。間脳の後方、小脳・橋(きょう)の上方にある。中脳蓋(がい)と大脳脚とに分かれ、間を中脳水道が通る。中脳蓋は上下二対の隆起をなすので四丘体(しきゅうたい)ともよばれ、上丘は視覚に、下丘は聴覚に関係。
 しょうのう【小脳】大脳の後下部にある、中枢神経系の一部。主に体の平衡、運動機能の調節をつかさどる。鳥類・哺乳類によく発達。
 のうりょう【脳梁】左右の大脳半球の皮質を連絡する神経繊維の集まり。白色の厚い板状をなす。胼胝体(べんちたい)。
 かんのう【間脳】脊椎動物の脳の一部で、中脳と大脳との間にある部分。視床・視床下部などからなり、中に第三脳室がある。自律神経の働きを調節し、意識・神経活動の中枢をなす。
 きょう【橋】中枢神経の中脳と延髄との間の部分。左右の小脳半球を結ぶ橋ともなっている。腹側を錐体路(すいたいろ)が通り、また第5~8脳神経の起始細胞群や神経伝導路が複雑に走る。脳橋。
 えんずい【延髄】脊椎動物の脳の最下部で脊髄に続く部分。脳の命令の伝達路にあたり、呼吸中枢・反射中枢などがある。髄脳。
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 ぜんのう【前脳】脊椎動物の個体発生の初期に形成される三つの脳胞のうちの最前部。大脳と間脳になる。
 りょうのう【菱脳】脳の発生の過程でできる脳胞の最も後方のふくらみ。内腔に第四脳室があり、やがて前部が後脳に、後部が髄脳に分化する。
 のうほう【脳胞】脊椎動物の発生初期に、神経管の前端にできるふくらみ。浅いくびれによって前脳・中脳・後脳(菱脳(りょうのう))に分かれる。
 たんのう【端脳】脊椎動物の前脳の前半部。高等動物では大脳半球となる部分。しゅうのう【終脳】
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 しんけいせんい【神経繊維】神経細胞の突起。軸索のこと。髄鞘(ずいしょう)によって包まれているものといないものとがある。神経突起。
 じくさく【軸索】ニューロンの構成要素で、神経細胞から出ている突起のうち、最も長い突起。末端は次の神経細胞の樹状突起とシナプスを通して接合する。軸索が集まって神経繊維を構成する。神経突起。軸索突起。
 しんけいとっき【神経突起】軸索のこと。神経繊維。軸索突起。
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 ニューロン【neuron】神経系を構成する基本的および機能的な単位。神経細胞をさす。シナプスによって他のニューロンと連結し、興奮を伝達する。神経単位。神経元。ノイロン。
 しんけいさいぼう【神経細胞】神経の組織を構成する細胞。ニューロンから突起を除いた部分を特にいうが、広くニューロンをさすこともある。
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 ずいしょう【髄鞘】神経繊維の軸索を包む鞘(さや)状の被膜。一種の絶縁体の役をし、一定間隔で欠如部分がある。ミエリン鞘。
 シナプス【synapse】ニューロン間の接合部。一つの神経細胞の軸索と、次の神経細胞の樹状突起との間に間隙があり、興奮を伝える部位。
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 きっこう【拮抗 頡頏】勢力など がほぼ同等の もの どうしが、互いに張り合って優劣のないこと。
 めいそうしんけい【迷走神経】脳の延髄から出ている末梢神経の一。複雑な走行を示し、頸部(けいぶ)・胸部に分布し、さらに腹部に達して多くの内臓に分布。大部分が副交感神経からなり、平滑筋の運動や腺の分泌機能を調節する。第10脳神経。


ESQUELETO
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 せきちゅう【脊柱】the spinal column; the spine. 脊椎動物の体幹の中軸をなす骨格。人体では、ふつう頸椎7、胸椎12、腰椎5、仙椎5、尾椎3~5の椎骨が連なって構成され、側方から見ると全体にややS状をなす。背骨(せぼね)。
 せきつい【脊椎】 backbone, spine 脊柱をなす骨。脊椎骨。
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脊柱
・頸椎 ・胸椎 ・腰椎 ・仙椎 ・尾椎

 けいつい【頸椎】哺乳類の脊柱のうち、頸部の7個の椎骨。第一頸椎は環状、第二頸椎は歯状突起をもち、人があぐらをかいて座ったような形をしている。火葬場で骨揚(こつあ)げの際、俗にお舎利様とよぶのはこの第二頸椎。
 きょうつい【胸椎】脊柱のうち、頸椎と腰椎との間の12個の椎骨。おのおのに肋骨が左右一対ずつ付着し、胸郭の後壁をなす。
 ようつい【腰椎】脊柱のうち、胸椎と仙椎との間にある5個の椎骨。全般に下位にゆくほど大形となる。
 せんつい【仙椎 薦椎】脊柱のうち、腰椎と尾椎との間にある5個の椎骨。結合して仙骨となる。
 びつい【尾椎】脊柱のうち、仙椎より下方にある椎骨。数は不定で、尾を形成する。人間では結合して1個の尾骨となっている。
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椎骨
椎体 ・椎弓 ・椎孔 ・椎間板

 ついこつ【椎骨】脊椎動物の脊柱を構成する一つ一つの骨。椎体と背部の椎弓からなり、その間は椎孔をなす。各椎体は椎間板で連結され、管状となった椎孔の中を脊髄が走る。頸椎・胸椎・腰椎・仙椎・尾椎に分かれ、人間では31~33個ある。
 ついたい【椎体】椎骨の主要部で、円柱状の部分。ここから椎弓が出る。
 ついきゅう【椎弓】椎骨の一部で、椎体の両側から後方に出ている橋状の部分。この後面中央に棘(きょく)突起、左右に横突起、上下に各関節突起が出る。
 椎孔(ついこう、vertebral foramen)は、平均的な椎骨において前方部分(椎体)と後方部分(椎弓)の間に存在する孔のこと。ただし第一頚椎(環椎)には椎体が存在しないので、前弓と後弓の間にある孔と定義する。
 ついかんばん【椎間板】脊椎の上下に隣り合う椎体を結合している円板状の軟骨。中央のゼリー状の髄核を繊維輪が囲む構造をし、衝撃をやわらげる働きもする。椎間円板。椎間軟骨。
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骨盤
・寛骨 ・仙骨 ・尾骨

 こつばん【骨盤】腰部にあり、左右の寛骨と仙骨・尾骨とで構成される骨。大骨盤と小骨盤とに分けられ、小骨盤には子宮・卵巣・直腸・前立腺などの臓器がある。形態は男女差が著しい。pelvis /pɛlvɪs/ the basinlike cavity in the lower part of the trunk of many vertebrates, formed in humans by the innominate bones, sacrum, etc.
 かんこつ【寛骨 臗骨】骨盤の左右の壁を形成する左右一対の骨。腸骨・座骨・恥骨の三つの扁平骨が癒合してできたもの。
 せんこつ【仙骨】sacrum 仙人の骨相。非凡な風采。また、そのような人。
 びこつ【尾骨】脊椎末端にある、3~5個の尾椎の癒合した痕跡(こんせき)状の骨。尾骶骨(びていこつ)。尾閭骨(びりょこつ)。
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胸郭
胸椎 ・肋骨 ・胸骨

 きょうかく【胸郭】胸部の外郭をつくるかご状の骨格。胸椎・肋骨および胸骨からなり、心臓・肺などの臓器を支え保護する。
 ろっこつ【肋骨】脊柱の胸椎と結合し、腹方に湾曲して、胸部の内臓を保護する弓形の骨。人間では左右12対あり、上方の7対は前端が胸骨に連絡する。あばらぼね。
 あばらぼね【肋骨】胸の左右に胸郭をつくる骨。ろっこつ。
 きょうこつ【胸骨】胸郭の前面中央にある、平たくて細長い骨。上縁両側は鎖骨と関節をなし、側縁左右に第1~7肋骨が連結。下端は剣状突起となり、みぞおちに位置する。
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 さこつ【鎖骨】肩の前方にあり、胸骨と肩甲骨を連絡する左右一対の長骨。頸部と胸部の境に水平に横たわり、上方から見るとS字状に屈曲している。
 けんこうこつ【肩甲骨 肩胛骨】左右の肩にあって、腕の骨と胴をつなぐ逆三角形の大きな骨。かいがらぼね。
 ちょうこつ【長骨】大腿骨など、長い管状の骨。両端は球状をなし、外表面はかたい骨膜で覆われ、内部に骨髄を満たしている。管状骨。
 ぞうこつさいぼう【造骨細胞】骨の新生および再生に関与する細胞。骨の形成表面に並んで骨基質を分泌し、やがて一部は骨基質中に埋まって骨細胞となる。骨芽細胞。
 だいたいこつ【大腿骨】大腿の中軸をなす骨。人体の中で最も大きい管状骨。上端は球状となって股関節(こかんせつ)をつくり、下端は太くなって膝関節(しつかんせつ)をつくる。
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骨格
・外骨格・内骨格

 こっかく【骨格】動物の体をささえ、内臓を保護している固い構造物。甲殻類などの外骨格と脊椎動物の内骨格とがある。ヒトは、200個余りの骨から成り立ち、関節結合・縫合・軟骨結合などによって構成される。
 がいこっかく【外骨格】動物体の外側を覆い、体を支え、内部を保護し、筋肉の付着点となる硬い構造。甲殻・甲ら・貝殻など。
 ないこっかく【内骨格】動物の体内にあって、体を支え、筋肉の付着点となる硬い器官。脊椎動物でよく発達。海綿類やナマコ・サンゴなどの骨片も含めていう。
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・骨組織・骨髄・軟骨組織・骨膜

 こつそしき【骨組織】骨を構成する結合組織。燐酸(りんさん)カルシウムなどを含む硬い骨質と、その内部に点在する骨細胞とからなる。
 こつずい【骨髄】bone marrow.骨の内腔を満たしている柔らかい組織。赤血球・白血球・血小板をつくる造血器官で、赤い色を呈するが、年齢とともに脂肪が増加して黄色くなる。
 なんこつそしき【軟骨組織】動物の結合組織の一。細胞間質である膠(にかわ)状の軟骨基質と、その中に散在する円形または楕円形の軟骨細胞からなり、軟骨を形成する。
 こつまく【骨膜】硬骨の表面を覆う結合組織の膜。外層は血管に富み、内層に造骨細胞があって、骨の保護・栄養・成長・再生をつかさどる。
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・軟骨・硬骨

 ほね【骨】脊椎動物の内骨格を構成する構造物。膠質(こうしつ)および石灰質を成分とし、骨組織・骨髄・軟骨組織・骨膜からなり、体の支持・運動や内臓の保護、骨髄での血球生成などの働きをする。普通は硬骨をさし、膠質だけのものを軟骨という。こつ。
 なんこつ【軟骨】軟骨細胞とそれを取り囲む基質からなる支持器官。弾力性があり、脊椎動物によく発達。発生初期は骨格の大部分を占めるが、のちに骨組織に置換され、人間では関節・喉頭蓋(こうとうがい)・耳介・椎間板などにみられる。
 こうこつ【硬骨】脊椎動物の 硬骨 魚類 以上 に見られる骨格を形成している組織。普通の骨。炭酸カルシウム・燐酸(りんさん)カルシウムを大量に含み、硬い。
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関節
・膝関節・股関節

 かんせつ【関節】骨と骨とを連接させる可動性の結合部。周囲を結合組織の膜が包み、内側には滑液が入っていて潤滑油の役をする。
 しつかんせつ【膝関節】ひざの関節。膝蓋骨(しつがいこつ)・大腿骨(だいたいこつ)・脛骨(けいこつ)から成り、人体の関節では最も大きい。ひざの屈伸を行う。
 こかんせつ【股関節】大腿骨(だいたいこつ)と骨盤とを連結する関節。髀臼(ひきゅう)関節。

感覚器官
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 ちょうかくきかん【聴覚器官】音波の刺激を感受する器官。脊椎動物の耳、昆虫の鼓膜器など。聴覚器。
 じかい【耳介】頭部の両側にあって外耳孔を囲んでいる貝殻状の突起。哺乳類にあり、音を集める働きがある。耳。耳殻(じかく)。
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 ・外耳 ・中耳 ・内耳

 がいじ【外耳】聴覚器のうち、鼓膜より外側の部分。耳介と外耳道からなり、音を中耳・内耳に伝える。
 ちゅうじ【中耳】外耳と内耳との間の部分。鼓室・耳管からなり、空気で満たされている。鼓室には耳小骨があって鼓膜の振動を内耳に伝え、耳管は咽頭(いんとう)に通じる。
 ないじ【内耳】耳の最深部の、複雑な骨壁に囲まれた部分。聴覚をつかさどる蝸牛(かぎゅう)と、平衡感覚をつかさどる三半規管・前庭(ぜんてい)からなる。迷路。
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 こまく【鼓膜】外耳と中耳との境にあるほぼ円形の薄い膜。音波を受けて振動し、耳小骨、内耳へ伝える。
 じかん【耳管】中耳の鼓室と咽頭腔(いんとうくう)とを結ぶ通気管。鼓室内の気圧を調節する。発見者の名から、エウスタキオ管・欧氏管ともいう。
 こしつ【鼓室】中耳の主体となる部分で、鼓膜の内側にある空間。耳小骨が収まっている。中耳腔。
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耳小骨
・槌骨 ・砧骨 ・鐙骨

 じしょうこつ【耳小骨】鼓室内にある、槌骨・砧骨・鐙骨の総称。鼓膜の振動を内耳へ伝える。鼓室小骨。聴骨。
 つちこつ【槌骨】耳小骨の一。鼓膜と砧(きぬた)骨の間にある小さな骨。ついこつ。
 きぬたこつ【砧骨】耳小骨の一。鐙骨(あぶみこつ)と槌骨の間にある。ちんこつ。
 あぶみこつ【鐙骨】耳小骨のうち、最も内耳の近くにある鐙形の小骨。音を内耳に伝える。とうこつ。
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 はっせい【発声】声を出すこと。声の出し方。また、その声。
きゅうかくきかん【嗅覚器官】においの刺激を感受する器官。嗅細胞からなり、哺乳類では鼻腔に、昆虫では触角や口ひげにある。嗅覚器。 
 かんじゅ【感受】外界の刺激を感覚器官によって受け入れること。
 たいひょう【体表】からだの表面。
 びこう【鼻孔】鼻のあな。鼻腔の入り口のものを外鼻孔、のどに開いているほうを後鼻孔という。 
 じゅようき【受容器】動物体の、刺激を感受する細胞や器官。外界からの刺激を受ける外受容器と、体内で発生する刺激を受ける内受容器とに分けることもある。レセプター。
 せいたい【声帯】喉頭(こうとう)の中央部にある発声器官で、靭帯(じんたい)・筋肉を覆う粘膜のひだ。左右にあり、接近したところを呼気が通って振動させることにより声が出る。
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 はくないしょう【白内障】水晶体が混濁して視力が低下する病気。瞳孔(どうこう)が白く見えるので、白そこひともいう。糖尿病や外傷によるもの、先天性のものなどがあるが、老人性のものが多く、手術により視力の回復を図る。
 こんだく【混濁 溷濁】いろいろなものがまじって濁ること。
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 め【目 眼】物を見る働きをする器官。光線・色などを感受して脳に送る感覚器官で、脊椎動物では眼球およびその付属器の涙腺などと視神経からなる。
 なみだ【涙】涙腺から分泌される液体。眼球をうるおし、異物を洗い流す作用がある。刺激や感動で分泌が盛んになる。
 るいせん【涙腺】上まぶたの、眼球の上外方の位置にあって、涙液を分泌する腺。
 るいえき【涙液】絶えず涙腺から分泌され、眼球の表面をうるおしている液。なみだ。
 まぶた【瞼  目蓋】眼球をおおって開いたり閉じたりする皮膚。眼瞼(がんけん)。まなぶた。まぶち。上瞼(うわまぶた)下瞼(したまぶた)
 めだま【目玉】目の玉。眼球。
 がんきゅう【眼球】脊椎動物の視覚をつかさどる、一対の球状の器官。眼窩内に収まり、強膜または角膜・脈絡膜・網膜の3層の膜に包まれ、内部に水晶体・硝子体などが入っている。外からの光が角膜および両凸レンズ状の水晶体を通って網膜上に像を結ぶ。めだま。
 しろめ【白目 白眼】眼球の白い部分。
 ひとみ【瞳 眸】瞳孔。黒目。また、目。
 くろめ【黒目】眼球の中央の黒い部分。くろめだま。
 どうこう【瞳孔】眼球の虹彩の真ん中にある円形の小孔。光線が入る所で、虹彩にある瞳孔括約筋と瞳孔散大筋の相対的な働きによって大きさが変わり、光の量を調節する。ひとみ。
さんだい【散大】瞳孔が開くこと。
 すいしょうたい【水晶体】眼球内の前方にあり、外からの光線を屈折して網膜上に像を結ばせる器官。透明なレンズ状をなす。
 もうようたい【毛様体】眼球の水晶体を輪状に取り囲む組織。水晶体の厚さを変えて屈折度を調節し、像の焦点を合わせる働きをする。
 しょうしたい【硝子体】眼球の水晶体・毛様体の後方から網膜の前面までを満たすゼリー様の物質。ガラス体。
 がんか【眼窩  眼窠】眼球の入っている、頭蓋骨の深い大きなくぼみ。がんわ。
 もうまく【網膜】眼球を覆う最も内側の膜。目の最も重要な部分で、外界の光を受けて像を結ぶ。視細胞と視神経の末端とが分布していて、視細胞から刺激が視神経によって脳に伝えられ、色や明暗を識別する。
 かくまく【角膜】眼球の前面を覆う透明な膜。後方につながる強膜とともに眼球壁をなし、後面は前眼房に接する。
 きょうまく【強膜 鞏膜】眼球の後部約6分の5を覆う白色の厚く強靭な繊維性の膜。前方は角膜に連なる。結膜を透かして白目として見える。白膜。
 けつまく【結膜】まぶたの裏と眼球の表面を覆っている無色透明の粘膜。
 こうさい【虹彩】眼球の血管膜の前端部で、角膜の後方にある環状の膜。色素に富み、その沈着状態によって、茶色や青色の眼になる。中央の瞳孔で開閉を行って光の量を調節する。

MUSCLE
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筋肉
・随意筋・不随意筋

 きんにく【筋肉】収縮性をもつ動物特有の運動器官。原生・中生・海綿動物を除くすべてに存在。脊椎動物では量が多く、たんぱく質に富む。骨格に付着する骨格筋と、心臓壁をなす心筋は横紋筋からなり、胃腸などの壁をなす内臓筋は平滑筋からなる。骨格筋は多数の筋線維が束状に集まり、紡錘状などの形となっている。筋。
 ずいいきん【随意筋】自分の意志によって動かすことのできる筋肉。脳脊髄神経の支配下にあり、横紋筋からなる主に骨格筋をいう。
 ふずいいきん【不随意筋】自分の意志によって動かすことができない筋肉。主に自律神経の支配を受ける。内臓や血管の壁の筋肉、心筋など。多くは平滑筋(へいかつきん)であるが、心筋は横紋筋からなる。
 かつやくきん【括約筋】収縮によって管状や環状の器官を閉じる作用をする筋肉。肛門・幽門・尿道などにあって内容物の排出を調節するものや、瞳孔にあって虹彩の絞りを調節するものなど。
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 おうもんきん【横紋筋】顕微鏡で見ると横縞のある筋肉。脊椎動物の骨格筋と心筋がこれに属し、骨格筋は随意筋。
 へいかつきん【平滑筋】筋肉の組織の一。横紋構造がみられず、心臓を除く内臓や血管などの壁をなす筋肉。不随意筋で、収縮の速度は遅い。内臓筋。
 よこじま【横縞】横方向に通った縞模様。また、その織物。
 しんきん【心筋】心臓壁を構成している筋肉。特殊な横紋筋で、不随意筋。



SISTEMA URINÁRIO
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泌尿器
・腎臓 ・尿管 ・膀胱 ・尿道

 にょう【尿】urine. 腎臓で生成される排泄液(はいせつえき)。水分中に尿素・塩分などが含まれる。小便。
 ひにょうき【泌尿器】尿をつくり排出する器官の総称。左右の腎臓・尿管・膀胱および尿道からなる。ひつにょうき。renal /rinl/ of or pertaining to the kidneys or the surrounding regions.
 じんぞう【腎臓】脊椎動物の泌尿器官。左右一対あり、暗赤色。ヒトではソラマメ形で、長さ約10センチ。内部は皮質と髄質とに区別できる。腎小体と尿細管とからなるネフロンにより血液からの尿の生成が行われる。kidney /'kɪdni/ either of a pair of bean-shaped organs in the back part of the abdominal cavity that form and excrete urine, regulate fluid and electrolyte balance, and act as endocrine glands.
 urethra /yʊ'riθrə/ the membranous tube that extends from the urinary bladder to the exterior and that in the male conveys semen as well as urine.
 にょうかん【尿管】尿を腎臓から膀胱に送る管。輸尿管。ureter /yʊ'ritər/ a muscular duct or tube conveying the urine from a kidney to the bladder or cloaca.
 ぼうこう【膀胱】骨盤内にあり、腎臓でつくられ尿管を経て運ばれる尿を一時たくわえておく筋性の袋状の器官。尿は前方に続く尿道を経て体外に排出される。Urinary bladder: a distensible, muscular and membranous sac, in which the urine is retained until it is discharged from the body.
 にょうどう【尿道】膀胱内の尿を体外に排出する管。男性では陰茎中を走り精液の通路を兼ね、女性では短い。
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ネフロン
・腎小体 ・尿細管

 ネフロン【nephron】腎小体とそれに連なる細尿管とを合わせたもの。腎臓の機能および構造上の単位とみなされ、腎小体で血液から濾過(ろか)された原尿が、細尿管で再吸され、尿が生成される。腎単位。
 じんしょうたい【腎小体】腎臓の皮質内に多数散在している、直径0.1ミリほどの球状の小体。糸球体とそれを包む糸球体嚢からなり、血液から尿を生成する。マルピーギ小体。
 にょうさいかん【尿細管】腎臓内にある、腎小体に続くうねり曲がった無数の細い管。血液からこし分けられた原尿の中から必要なものを再吸収し、不要なものを集めて腎盂(じんう)に送る。細尿管。
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 にょうそ【尿素】窒素を含む有機化合物。無色の柱状結晶。水・エタノールに溶ける。生体内でのたんぱく質代謝の最終生成物で、哺乳類やカメ・カエル・サメなどの尿中に多い。工業的には二酸化炭素とアンモニアとから合成され、肥料・尿素樹脂の原料。化学式CO(NH2)2 カルバミド。ユリア。ウレア。
 げんにょう【原尿】腎臓の糸球体中の血液から、糸球体嚢(しきゅうたいのう)に濾過(ろか)された液。尿素のほか、ぶどう糖・アミノ酸・ナトリウムなども含まれているが、尿細管を通るときに必要なものが再吸収されて尿となる。糸球体濾液。
 小便(しょうべん) 小水(しょうすい) 尿(にょう) おしっこ: 膀胱から尿道を通って、体の外に出される液体。
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腎小体
・糸球体・糸球体嚢

 しきゅうたい【糸球体】腎臓の腎小体の糸球体嚢の中にある、毛細血管などが集まった糸玉状の塊。毛細血管から血液中の不用な水分・塩分・糖などが糸球体嚢内に濾過(ろか)され、尿のもとがつくられる。
 しきゅうたいのう【糸球体嚢】糸球体を包む、二重になっている袋状のもの。ボーマン嚢。
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 じんう【腎盂】腎臓と尿管の接続部で、漏斗状に広がっている部分。腎臓からの尿が集まる所。腎盤。
 じょうご,ろうと【漏斗】口の狭い容器に液体を注ぎ込む用具。らっぱのような形で、細い先を瓶などの口に差し込み、上から液体を流し入れる。
 じんぞうけっせき【腎臓結石】a kidney stone; a renal calculus
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 urinary tract: the passage from the pelvis of the kidney through the ureters, bladder, and urethra to the external urinary opening.


 endoscope /'ɛndəˌskoʊp/ a slender, tubular optical instrument used as a viewing system for examining an inner part of the body and, with an attached instrument, for biopsy or surgery.
 endoscopy /ɛn'dɒskəpi/ an examination by means of an endoscope.
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 manometer /mə'nɒmɪtər/ an instrument for measuring the pressure of a fluid, consisting of a tube filled with a liquid, the level of the liquid being determined by the fluid pressure and the height of the liquid being indicated on a scale.
 tract /trækt/ a definite region or area of the body, especially a group, series, or system of related parts or organs: the digestive tract.
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 たんぱくしつ【蛋白質】生物の細胞の主成分であり生命現象に直接深く関与している、窒素を含む高分子の有機化合物。約20種のアミノ酸がペプチド結合によりつながったもので、種類は多い。単純たんぱく質と複合たんぱく質とに分けられる。プロテイン。protein /proʊtin/ any of numerous, highly varied organic molecules constituting a large portion of the mass of every life form and necessary in the diet of all animals and other nonphotosynthesizing organisms, composed of 20 or more amino acids linked in a genetically controlled linear sequence into one or more long polypeptide chains, the final shape and other properties of each protein being determined by the side chains of the amino acids and their chemical attachments: proteins include such specialized forms as collagen for supportive tissue, hemoglobin for transport, antibodies for immune defense, and enzymes for metabolism.
 たんすいかぶつ【炭水化物】carbohydrate. 炭素と水とが結合した形の化学式で表せる化合物。炭素・水素・酸素からなる、糖類およびその類縁化合物のこと。生物界に広く分布し、体の構成成分・エネルギー源として重要。主に緑色植物によって二酸化炭素・水から合成され、動物はそれを食物として摂取。含水炭素。とうるい【糖類】saccharide. 単糖類・少糖類・多糖類の総称。炭水化物と同義に用いられることが多い。
 ししつ【脂質】生体の構成成分の一。脂肪・ろうなどの単純脂質、燐脂質(りんししつ)・糖脂質などの複合脂質、およびステロイド・カロテノイドなどと性質や構造の似た物質の総称。水に溶けにくく、有機溶媒には溶けやすい。リピド。 lipid.
 しぼう【脂肪】脂肪酸とグリセリンのエステルのうち、常温で固体のもの。動物では皮下・筋肉・肝臓などに貯蔵され、エネルギー源となる。植物では主に種子に含まれる。→セルライト。fat.
 ろう【蝋】高級脂肪酸と一価または二価の高級アルコールとのエステル。固体または液体で油脂に似るが、酸化や加水分解に対して安定。動物性の蜜蝋・鯨蝋などと、植物性の綿蝋などがある。また、俗に、油脂である木(もく)蝋や炭化水素のパラフィンも含めていう。ワックス。
 セルライト【cellulite】皮下の脂肪細胞同士が付着、また、脂肪細胞に老廃物が付着して固まったもの。大きくなると皮膚の表面がでこぼこになる。太もも・尻・下腹部にできやすい。血行不良になり、冷えやむくみの原因になる。思春期以降の女性に生じることが多く、減食や運動では取れにくい。→オレンジピールスキン
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 しゅよう【腫瘍】身体の一部の組織や細胞が、病的に増殖したもの。ほとんどの場合、増殖した細胞がはれ物をつくるが、白血病のように塊をつくらないものもある。筋腫・脂肪腫などの良性腫瘍と、癌腫(がんしゅ)・肉腫などの悪性腫瘍とがある。
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 くしゃみ【嚔】鼻の粘膜が刺激されて起こる、反射的に激しく息を吐き出す生理現象。sneeze.
 せき【咳】のど・気管の粘膜が刺激されたとき、反射的に呼吸を止め、短く強く吐き出す息。また、その音。しわぶき。
 たん【痰】気道から吐き出される粘液性の分泌物。
 けったん【血痰】血のまじっている痰。
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 はれる【腫れる】炎症などで、皮膚や粘膜がふくれる。
 えんしょう【炎症】生体が微生物の侵入や物理的・化学的刺激などを受けて、発熱・発赤・はれ・痛みなどの症状を呈すること。
 ほっせき【発赤】皮膚や粘膜の一部が充血して赤くなること。炎症などによって起こる。はっせき。
 じゅうけつ【充血】体の一部で動脈末梢の血管が拡脹し、その部位に通常より多く血液の集まっている状態。赤く見え、温度も高い。
 ただれる【爛れる】炎症などのために皮膚や肉がやぶれくずれる。
 はつねつ【発熱】病気などで体温が異常に高くなること。ほつねつ。
 むねやけ【胸焼け】胃から突き上げてくる、焼けつくような感じや疼痛に似た感覚。嘈囃(そうそう)。むなやけ。
 おうと【嘔吐】食べたものを胃から吐き戻すこと。
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 きずぐち【傷口】皮膚の破れ目や裂け目。
 ゆごう【癒合】傷がなおり、離れていた皮膚や筋肉などが付着すること。傷口がふさがること。
 だぼく【打撲】からだを強く打ちつけたり、たたいたりすること。
 こっせつ【骨折】a broken bone; a bone fracture.骨が折れること。また、骨にひびが入ったり、その一部または全部が折れたりすること。傷口が開いていない場合を閉鎖性骨折・単純骨折、傷口が開いている場合を開放性骨折・複雑骨折とよぶ。
 そんしょう【損傷】人や物などが損なわれ傷つくこと。また、損ない傷つけること。
 こきゅうこんなん【呼吸困難】呼吸運動や肺におけるガス交換に障害を起こし、息が苦しくなる症状。
 めまい【目眩  眩暈】目が回ったり、くらんだりすること。回転・昇降・傾斜などを感じるものは平衡感覚の異常により、立ちくらみのものは血行障害により起こる。げんうん。
 たちくらみ【立ち暗み】立ち上がるときに、または立っているときに急にめまいがすること。また、そのめまい。
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 ようぶん【養分】栄養となる成分。滋養分。
 じようぶん【滋養分】飲食物に含まれている、身体の栄養となる成分。栄養分。
 しっち【湿地】湿気が多く、じめじめしている土地。
 しっけ【湿気】物や空気の中に含まれている水分。しめりけ。しっき。
 おうしょく【黄色】きいろ。こうしょく。
 かっしょく【褐色】黒みがかった茶色。
 おうかっしょく【黄褐色】黄色みを帯びた茶色。
 けいさん【珪酸】珪酸ナトリウムが主体の水ガラスに塩酸を加えると生じる白色ゼラチン状の物質。さらに加熱脱水したものがシリカゲル。
 ぐんたい【群体】分裂や出芽によって生じた新しい個体が、母体を離れずに、組織内の連絡を保ちながら生活する個体群。海綿動物・サンゴ・クダクラゲ・ボルボックス・珪藻(けいそう)などにみられる。コロニー。
 かいさん【海産】海でとれること。また、海でとれたもの。
 しぶ【篩部 師部】植物の維管束を形成する、篩管を中心とする部分。ふつう篩管・篩部繊維・篩部柔組織・伴細胞からなり、同化物質の移動、植物体の支持、養分の貯蔵などの役割をもつ。ふるいぶ。
 えっとう【越冬】冬を過ごすこと。冬の寒さを越すこと。
 へんぺい【扁平】凹凸が少なく、ひらべったいこと。また、そのさま。
 ひらべったい【平べったい】平らである。ひらたい。
 りんぺん【鱗片】うろこの一片。また、うろこ状のものの細片。
 じょうさん【蒸散】植物体内の水分が体表から水蒸気として排出される現象。葉の気孔で行われるが、クチクラ蒸散もわずかにみられる。
こうしょく【紅色】くれない色。べに色。
ししょく【紫色】むらさきいろ。
ようじょう【葉状】木の葉のような平たい形。
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 あんせきしょく【暗赤色】黒みがかった赤色。どす黒い赤色。
 おうかっしょく【黄褐色】yellowish brown
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 くびれる【括れる】ものの中ほどが他の部分に比べて細くなる。
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 こっそう【骨相】the shape of a skull. からだの骨組み。骨格。
 たいかん【体幹】体の主要部分。胴体のこと。また、その筋肉。
 ちゅうじく【中軸】 物の中心を貫く軸。
 ふうさい【風采】容姿・服装・態度などの、人の見かけ上のようす。
 gall bladder /gɔl blædər/ a pear-shaped, muscular sac attached to the undersurface of the right lobe of the liver, in which bile is stored and concentrated.
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 いかいよう【胃潰瘍】a gastric [stomach] ulcer. 胃壁に潰瘍ができる疾患。みぞおちの痛み、胸焼け、吐血などがみられ、大出血や胃穿孔(いせんこう)を起こすこともある。
 かいよう【潰瘍】 an ulcer. 皮膚・粘膜などの表層がただれて崩れ落ち、欠損を生じた状態。
 みぞおち【鳩尾】胸の中央のへこんだ所。胸骨の剣状突起の下部。急所の一。きゅうび。みずおち。
 きゅうしょ【急所】からだの中で、生命にかかわる大事な所。
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皮膚腺
・汗腺・皮脂腺・乳腺

 ひふせん【皮膚腺】動物の表皮に開口する外分泌腺。哺乳類では汗腺・皮脂腺・乳腺、両生類では粘液腺・毒腺、魚類では粘液腺などがある。皮腺。
 かんせん【汗腺】汗を分泌する皮膚腺。真皮または結合組織中にあり、管状をなす。エクリン腺とアポクリン腺とがある。
 ひしせん【皮脂腺】皮膚の内層にあって、脂質を蓄積し、毛孔を通じて皮脂として体表に分泌する腺。手のひらと足のうら以外の全身にある。脂腺。
 にゅうせん【乳腺】哺乳類に特有の乳汁を分泌する腺。雄では痕跡的で、雌に発達。乳房中にあり、汗腺の変化したもので、15~20の乳腺葉に分かれ、乳管によって乳頭に開口する。
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 きぶ【基部】土台の部分。ねもとの部分。
 はいせつ【排泄】不要な物質を体外に出すこと。排出。
 みっせい【密生】草木などがすきまなく生えること。
 おたまじゃくし【御玉杓子】汁をすくうのに使う丸い杓子。
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生殖
・有性生殖 ・無性生殖

 せいしょく【生殖】生物の個体が自分と同種類の新しい個体をつくり出すこと。無性生殖と有性生殖とがある。
 むせいせいしょく【無性生殖】性と関係のない生殖の様式。分裂・出芽・胞子形成・栄養生殖など。
 ゆうせいせいしょく【有性生殖】雌雄の配偶子によって新個体が形成される生殖法。ふつう両性の配偶子の受精による両性生殖をさすが、雌雄性の未分化な配偶子の接合や、卵が単独で発生する単為生殖も含めていう。
 たんいせいしょく【単為生殖】有性生殖の一変形で、卵が受精なしで単独に発生するもの。雌が雄と関係なしに新個体を生ずる現象。ミジンコ・アブラムシなどにみられ、人為的に起こすこともできる。処女生殖。単性生殖。
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 げんちょう【原腸】動物の発生において、胞胚(ほうはい)の陥入によってできるくぼみの部分、およびその内壁。消化管の原基で、のちに腸管や肝臓などの器官に分化する。
 げんき【原基】個体の発生段階で、その形態や機能が器官としてまだ分化していない状態の細胞群。
 ぶんか【分化】生物の細胞・組織・器官の形態や機能が特殊化し、特異性が確立していくこと。
 かんにゅう【陥入】初期発生の段階で、上皮細胞層の一部が内側へ向かってくぼみこむ現象。嚢胚(のうはい)形成の際に、胞胚期の細胞の一部が内部に折り込まれ、原腸が生じるときなどにみられる。
 かっきゅう【割球】受精卵が二細胞期から胞胚期まで卵割を繰り返して生じた細胞。形態的にまだ分化をしていないもの。卵割球。
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 さいか【最下】いちばん下。また、最も劣っていること。さいげ。
 じゅうそう【縦走】縦または南北に貫き通って連なること。
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 electrolyte balance: the relative concentrations of ions in the body's extracellular and intracellular fluids, especially those produced from ionized salts.
 endocrine /'ɛndəkrɪn/ secreting internally into the blood or lymph.
 secretion /sɪ'kriʃən/ (in a cell or gland) the act or process of separating, elaborating, and releasing a substance that fulfills some function within the organism or undergoes excretion.
 excrete /ɪk'skrit/ to separate and eliminate from an organic body; separate and expel from the blood or tissues, as waste or harmful matter.
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 しんきん【真菌】菌類のうち、細菌・変形菌(粘菌)を除くものの総称。カビ・キノコとよばれるものが含まれる。クロロフィルその他の同化色素がなく、腐生・寄生・共生などの生活をし、体は糸状の菌糸からなり、胞子で増える。生態系では分解者として重要。真菌類。
 ほうし【胞子】シダ植物・コケ植物・藻類・菌類などに形成され、単独で新個体となりうる細胞。ふつう単細胞で、有性生殖後にできるものや、無性器官内にできるもの、栄養体の一部が分裂してできるものなどがある。芽胞。
 そうしょう【相称】生物体が、ある平面を境にして鏡像的に等しい部分に分けられること。人間の左右相称形、ヒトデの放射相称形など。
 きょうぞう【鏡像】鏡に映る像。一般に、平面に関して対称をなす点や物体の像。
 びせいぶつ【微生物】顕微鏡で拡大しなければよく見えない微細な生物。細菌・酵母・原生動物、菌類の一部など。ウイルスを含め、また藻類まで含めることもある。
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 りゅうじょう【粒状】つぶになっている状態。つぶじょう。
 もうじょう【網状】網の目のような形状。あみじょう。
 まくじょう【膜状】膜のようであること。膜のような状態。
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 かくまく【核膜】細胞内にある、核を包み細胞質と境にある膜。小さな孔が多数ある。
 かりゅう【顆粒】細胞や体液内のきわめて小さい粒子。
 げんけいしつ【原形質】細胞の生きている部分を構成し、生命活動の基礎となっている物質。核と細胞質からなり、細胞膜に包まれ、全体としてコロイド状を呈する。
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 こうぼ【酵母】食材として使われる生酵母。子嚢菌(しのうきん)類の球形または楕円形の単細胞の菌。ふつう、出芽によって増殖し、アルコール発酵を行うので、酒の醸造やパン製造に利用される。酒酵母・ビール酵母・ぶどう酒酵母・パン酵母など、多くの種類があり、それぞれ別種の固有の菌で醸造または発酵される。イースト。酵母菌。
 きんるい【菌類】カビ・キノコとよばれる真菌類のほか、細菌・粘菌などを含めた生物の一群。葉緑素をもたず、寄生や腐生で生活し、胞子や分裂・出芽で増える。生物を動物・植物の二界に分けるときは植物に含めるが、独立の菌界を立てることも行われる。
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 しっせい【湿性】湿りけのある性質。水分の多い性質。また、湿りやすかったり、水分を必要としたりする性質。
 しとる,しめる【湿る】しっとりとぬれる。しめりけを含む。
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 まっしょう【末梢】 物のはし。末端。転じて、取るに足らないこと。
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 じょうほう【上方】上のほう。
 かほう【下方】ある位置よりも下の方。下の方向。
 ぜんぽう【前方】まえの方。前面。
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 かめん【下面】物の下の方の面
 こうめん【後面】うしろの面。うしろがわ。後方。
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 じょうたん【上端】上の方の端。
 かたん【下端】物の下の方の端。
 りょうたん【両端】両方のはし。りょうはし。
 ぜんたん【前端】まえのはし。
 まったん【末端】物のはしの部分。
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 くっきょく【屈曲】折れ曲がること。
 くっしん【屈伸】曲げたり伸ばしたりすること。かがんだり伸びたりすること。伸び縮み。
 ちゅうじく【中軸】物の中心を貫く軸。
 かい【下位】地位や順位などが低いこと。
 おおがた【大形】形が大きいこと。また、そのものや、そのさま。
 ごういつ【合一】二つ以上のものが合わさって一つになること。また、合わせて一つにすること。
 はっしょく【発色】色を出すこと。
 だつらく【脱落】抜け落ちること。必要な記述などが抜け落ちること。
 めいりょう【明瞭 明了】はっきりしていること。また、そのさま。明亮(めいりょう)。
 まさつ【摩擦】物と物とがすれ合うこと。また、こすり合わせること。
 へいはつ【併発】二つ以上のことが同時に起こること。また、起こすこと。
 りゅうき【隆起】ある部分が高く盛り上がること。
 れんせつ【連接】つながり続くこと。また、つらね続けること。
 えんちゅう【円柱】まるい柱。
 さいしん【最深】いちばん深いこと。
 えんばん【円板】まるい平面の板。
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 ちゅうじょう【柱状】柱に似た形。
 きゅうじょう【球状】球のような形。
 かんじょう【管状】くだのような形。くだじょう。
 しじょう【糸状】糸のように細く長いこと。
 りんじょう【輪状】輪のような形。環状。
 かんじょう【環状】輪のような円い形。
 ぼうじょう【棒状】棒のような形。
 かいじょう【塊状】物体が不規則に固まっている状態。また、その形。
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 じんたい【靭帯】骨格の各部分をつなぎ、関節の運動を滑らかにしたり制限したりする、強い弾力性のある繊維性の組織。
 かつえき【滑液】関節を包む滑液膜から分泌する粘液。無色または淡黄色で、関節の運動を滑らかにする。
 まく【膜】生物体の臓器・組織を覆い、また隔てている薄い平面状の細胞層。
 ひだ【襞】衣服や布地などにつけた細長い折り目。
 こうそ【酵素】細胞内で作られ、生体内のほとんどの化学反応の触媒の働きをする、たんぱく質を主体とする高分子化合物。特定の反応だけに働く特異性があり、酸化還元酵素・転移酵素・加水分解酵素・脱離酵素・異性化酵素・合成酵素に大別される。酒・味噌・醤油(しょうゆ)などの醸造、食品製造・医薬品などに用いる。エンザイム。エンチーム。
 gangrene /'gæŋgrin/ necrosis or death of soft tissue due to obstructed circulation, usually followed by decomposition and putrefaction.
 necrosis /nə'kroʊsɪs/ death of a circumscribed portion of animal or plant tissue.
 せんし【穿刺】体外から血管・体腔内や内臓に注射針を刺すこと。検査のため体液などを吸い取ったり、体内にたまった体液やうみを排出したり、治療のため薬物を注入したりするのに行われる。
 たいしょう【対症】症状に対処すること。
 りょうほう【療法】治療のしかた。治療の方法。
 けいこう【経口】口を通ること。薬などを口から与えること。
 りんしょう【臨床】病床に臨んで診療すること。患者に接して診察・治療を行うこと。
 かゆみ【痒み】an itch; itching
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リンパ系
・リンパ管 ・リンパ節 ・脾臓 ・胸腺

 リンパけい【リンパ系】リンパ管およびリンパ節・脾臓(ひぞう)・胸腺などの器官の総称。
 リンパかん【リンパ管】リンパが流れる管。毛細リンパ管が集合してから、しだいに合流して太くなり、胸管と右リンパ本幹の2本となって静脈に注ぐ。構造は静脈に似る。
 リンパせつ【リンパ節】リンパ管の所々にある粟粒大や大豆大の小器官。網状に結束した構造をもち、リンパ球やマクロファージなどが充満しており、リンパ中の異物・病原菌・毒素などを捕食したり免疫応答を行ったりして生体を防御する。哺乳類にみられ、頸(けい)部・鼠蹊(そけい)部・腋窩(えきか)をはじめ全身に分布。リンパ腺。
 ひぞう【脾臓】胃の左側にあるリンパ系の臓器。リンパ球の生成、老朽赤血球の破壊、血液の貯留などの機能をもつ。脾。spleen /splin/ a highly vascular, glandular, ductless organ, situated in humans at the cardiac end of the stomach, serving chiefly in the formation of mature lymphocytes, in the destruction of worn-out red blood cells, and as a reservoir for blood.
 きょうせん【胸腺】リンパ節に似た構造をもち、T細胞とよぶ細胞性免疫を受け持つリンパ球の分化・増殖に関与する器官。人間では胸骨の後ろ側、左右の肺の間の前部にある葉状の腺組織。幼時に発達するが思春期以降は退縮する。
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 ひしゅ【脾腫】脾臓が腫れて大きくなった状態。血液疾患・炎症・脂質代謝異常などでみられる。
 リンパ: リンパ管の中にある透明な淡黄色の弱アルカリ性の液体。組織液が毛細リンパ管から入ったもので、成分は血漿に類似し、リンパ球を多く含む。リンパ液。lymph /lɪmf/ a clear yellowish, slightly alkaline, coagulable fluid, containing white blood cells in a liquid resembling blood plasma, that is derived from the tissues of the body and conveyed to the bloodstream by the lymphatic vessels.
 リンパきゅう【リンパ球】白血球の一。骨髄で生成され、リンパ節・胸腺などで分化・成熟・増殖し、免疫を担当する。B細胞(Bリンパ球)・T細胞(Tリンパ球)がある。lymphocyte /'lɪmfəsaɪt/a type of white blood cell having a large, spherical nucleus surrounded by a thin layer of nongranular cytoplasm.
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しかん【弛緩】ゆるむこと。たるむこと。
ないへき【内壁】内側の壁。また、壁の内側。
たんこうしょく【淡黄色】lemon [light] yellow
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 せんい【繊維】細い糸状の物質。動物の筋繊維・神経繊維、植物の篩部(しぶ)繊維・木部繊維など。植物繊維や動物の毛は織物・紙などの原料とされ、また、人工的にも作られる。
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 かいがら【貝殻】貝の軟体を外側から包む石灰質などからなる硬い物質。
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 りょうがわ【両側】相対する二つの側。両方の側。特に、川や道などの左右の側。
 こうとうがい【喉頭蓋】喉頭の入り口を覆う、ふた状のもの。舌根のすぐ後ろにある高まりで、飲食物が食道へ行くように喉頭をふさぐ。会厭(ええん)。
 ぜっこん【舌根】舌の付け根の部分。
 つけね【付け根】物と物が接合している根元の部分。
 しじ【支持】ささえもつこと。ささえてもちこたえること。
 きしつ【基質】複合した構造の基盤となる部分。
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 ふさ【房】1 糸を束ねて、先端を散らし垂らしたもの。2 花や実が群がり生じて垂れているもの。
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 わんきょく【湾曲 彎曲】弓なりに曲がること。
 ゆみなりの【弓なりの】bow-shaped; arched
 きゅうけい【弓形】弓のように曲がった形。ゆみがた。ゆみなり。
 こんせき【痕跡】過去にある事物があったことを示す、あとかた。形跡。
 お【尾】動物のしりから細長く突き出た部分。魚の尾びれ、鳥の尾羽をいうこともある。しっぽ。 
 がいかく【外郭 外廓】城や建物の周囲にめぐらす囲い。そとがこい。そとぐるわ。転じて一般に、そとまわり、外側のもの。
 きょうまく【胸膜】肺を二重に包む膜。肺の外側表面と胸郭の内面を覆っている。そのすきまを胸膜腔といい、少量の胸水があって摩擦をやわらげている。肋膜(ろくまく)。
 きょうすい【胸水】胸膜腔に貯留した液。通常は少量が胸膜の表面をうるおしているが、胸膜炎・肺癌(はいがん)・肝硬変などの際に増加する。
 かんこうへん【肝硬変】肝細胞が破壊され、繊維組織が増殖するために、肝臓が縮小して硬くなる病態。ウイルス性肝炎・アルコール性肝臓障害や栄養障害などが原因となり、腹水・黄疸(おうだん)・脾腫(ひしゅ)などの症状が現れ、食道胃静脈瘤(じょうみゃくりゅう)や肝臓癌(がん)を併発することもある。肝硬変症。
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 おうだん【黄疸】胆汁色素が血液中に増加し、皮膚や粘膜が黄色くなる状態。胆嚢(たんのう)・肝臓の病気、赤血球が多量に破壊される病気などで起こる。
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 じょうぞう【醸造】発酵作用を応用して、酒類・醤油・味噌などを製造すること。
 はっこう【発酵 醗酵】微生物の働きで有機物が分解され、特定の物質を生成する現象。狭義には無酸素状態で糖質が分解されること。生物体はこれにより必要なエネルギーを獲得する。生成される物質によってアルコール発酵・乳酸発酵・メタン発酵などとよぶ。酒・醤油・味噌・ビール・チーズなどの製造に利用。
 かいこう【開口】外に向かって開いていること。
 そうたんかん【総胆管】左右からの肝管が合一した総肝管と、胆嚢(たんのう)管とが合一した所から、十二指腸に開口するまでの部分。
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 ふくすい【腹水】腹膜の炎症や肝臓・心臓・腎臓の疾患などにより腹腔内にたまった液体。
 ふくまく【腹膜】腹腔内のほとんどの内臓と腹壁の一部を覆っている薄い漿膜(しょうまく)。
 しょうえき【漿液】粘性物質を含まない、比較的さらさらした透明な分泌液。胃液などの消化液、漿膜からの分泌液など。
 しょうまく【漿膜】脊椎動物の体腔の内面や臓器の表面を覆う、漿液を分泌する薄い膜。腹膜・胸膜など。
 ふくへき【腹壁】腹腔をつくっている壁。特に、腹筋を主体とする前壁をいう。
 ふっきん【腹筋】腹壁をなす筋肉の総称。腹直筋など。内臓を保護するほか、呼吸運動や脊柱の運動にも関与する。
 びょうたい【病態】病気のぐあい。病状。容態。
 ぞうしょく【増殖】ふえること。また、ふやすこと。
 はいがん【肺癌】肺に発生する癌。初め気管支の粘膜に発生し、咳(せき)・痰(たん)・血痰・胸痛などの症状がみられる。喫煙や大気汚染などが原因となる。
 がん【癌】生体にできる悪性腫瘍(しゅよう)。癌腫と肉腫の総称。なんらかの原因で臓器などの細胞が無制限に増殖するようになり、周囲の組織を侵し、他へも転移して障害をもたらし、放置すれば生命をも奪うまでに増殖する病気。狭義には、癌腫のみをさす。キャンサー。クレーブス。カルチノーム。
 にくしゅ【肉腫】上皮細胞からなる癌腫(がんしゅ)に対し、非上皮性細胞からなる悪性腫瘍(しゅよう)の総称。繊維肉腫・骨肉腫・筋肉腫などがある。
 じょうひ【上皮】動植物の体表面や動物の体内の器官内表面などをおおっている細胞層。うわかわ。
 がんしゅ【癌腫】皮膚の表皮、消化管の粘膜、肝臓といった上皮性細胞から生じた悪性腫瘍(しゅよう)。癌化した細胞が増殖・浸潤・転移し、進行すると疼痛が激しく、全身状態が悪化する。発生部位により、胃癌・肺癌・乳癌などとよぶ。癌。
 しんじゅん【浸潤】結核菌や癌(がん)細胞などが からだ の組織内で増殖してしだいに広まっていくこと。肺浸潤など。
 ひょうひ【表皮】動物の皮膚の最表層の組織。真皮の外側にあり、人間では表面から角質層・淡明(透明)層・顆粒(かりゅう)層・有棘(ゆうきょく)層・基底層からなる。
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 がいかく【外殻】外側を包んでいる殻(から)。
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 けっかく【結核】結核菌の感染によって起こる慢性の感染症。感染症予防法の2類感染症の一。侵された部位により肺結核・腸結核・脊椎カリエスなどがある。特に肺結核をいうことが多い。結核症。
 しんしゅつえき【滲出液】内部から表面にしみ出てくる液。特に、細菌性の炎症を起こしたときに、血管外へしみ出てくる液。
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 ちょりゅう【貯留 瀦溜】水などが たまる こと。また、ためること。
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 べんもう【鞭毛】細胞の原形質 表面にある糸状の突起で、繊毛より数が少なく、長くて運動性をもつ小器官。ある種の細菌や鞭毛虫類、藻類・菌類の遊走子・配偶子、精子などにみられる。
 せんもう【繊毛】細胞表面に密生する、きわめて細く短い毛。鼻腔・気管・気管支・卵管などの表面や、原生動物の繊毛虫類の体表にみられ、運動性がある。
 がったい【合体】原生動物などで、生殖細胞や体の一部が合わさって1個の細胞になること。有性生殖の過程でみられる。ごうたい。
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 かいめん【海綿】モクヨクカイメンの繊維状の骨格。網状で黄色く、弾力性に富み、水分をよく吸収する。化粧用・事務用などに用いる。スポンジ。
 ちち【乳】哺乳(ほにゅう)類が、分娩(ぶんべん)後に、子を育てるために乳腺(にゅうせん)から出す乳白色の液体。乳汁。
 にゅうはくしょく【乳白色】乳のような不透明な白色。ちちいろ。
 ちしる【乳汁】乳から出る液。にゅうじゅう。ちち。
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 measles /'mizəlz/ an acute infectious disease occurring mostly in children, characterized by catarrhal and febrile symptoms and an eruption of small red spots; rubeola.
 catarrh  /kə'tɑr/ Pathology . inflammation of a mucous membrane, especially of the respiratory tract, accompanied by excessive secretions.
 rubeola /ru'biələ/ measles.
 febrile /'fibrəl, 'fɛbrəl/ pertaining to or marked by fever; feverish.
 pathology  /pə'θɒlədʒi/ the science or the study of the origin, nature, and course of diseases.
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Monday, April 22, 2013

How to find the Loch Ness monster


How to find the Loch Ness monster?

If the monster of Loch Ness is or was real, it is probably dead by now.
So, instead of looking for a live, adult animal, we should be looking for the remains of the monster of Loch Ness. Its skeleton, its bones lying at the bottom of the lake.

According to Wikipedia, the last serious expedition in search of "Nessie", as the monster is called, was done by BBC in 2003 using sonar and satellite trackings (whatever that means...)
But of course sonar is useful only if you are trying to find a large, moving animal. Sonar is useless for small animals or for skeletons lying still at the bottom of the lake.

If the monster of Loch Ness was the last of its kind, and it came from somewhere else, then there would be only one skeleton.
But if there is or there was a community of several animals, then we can expect to find several skeletons of various sizes lying at the bottom of the lake.

I don't know for how long bones would remain preserved underwater. Probably the bottom of a lake is not the best place to preserve a skeleton.

I have heard of perfectly preserved ancient Roman boats found at the bottom of the Black Sea. Apparently they were preserved due to lack of oxygen.

How long can bones last at the bottom of a lake? If the Loch Ness monster of 1933 was real, I believe its bones are probably still there.

Saturday, April 20, 2013

散歩の予定 Let's go for a walk in Tokyo!

鎌倉でハイキング!

Let's hike in Kamakura!

参加者募集!
Looking for participants.


日時: 2013年5月18日土曜日 昼の12時
Date: Saturday May 18th, 2013 12:00pm
(5月11日は雨の為キャンセル。Because of rain the May 11th is cancelled)


集合場所: 北鎌倉駅
Place: Kita-kamakura station

コース: 北鎌倉駅から高徳院大仏まで。
From Kita-Kamakura station to Kotoku-in (statute of Daibutsu)

悪天候中止。
Cancelled in case of bad weather.

参加費: 無料。
弁当やジュースは各自自腹。高徳院の入場券は400円?....覚えていない。
It is free. You pay for your own expenses. I believe the entrance fee to Kotoku-in is 400 yens.

興味ある方はコメント書いて下さい。
If you are interested, please write in the comments.
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散歩仲間募集中!
Let's explore Tokyo and Kanagawa!


行きたいところはありますか?コメントに書いて下さい。
Is there any place you would like to go? Please write in the comments.

参加無料。
It is free. You pay for your own expenses.

場所や日時はまだ決めていない。一緒に決めましょう。
Let's decide together where and when to go.

日曜日午前11時現地で集合という形で考えています。
I am thinking about about meeting at the place on Sunday 11AM.

悪天候なら中止。
Cancelled in case of bad weather.


Kanagawa
Landmark Tower 港未来  Minato Mirai
江ノ島  Enoshima
金沢自然公園
横須賀中央
Odawara 小田原城
県立座間谷戸山公園
ラゾーナ川崎プラザ
Nogeyama Park 野毛山公園
八景島シーパラダイス
Yokohama
Shin-yokohama
Center-kita
Kamakura
Futako Tamagawa
Keio Tama center
Yamashita Park
Zama
Lazona Kawasaki
Ebisu

Tokyo
六本木  Roppongi
代々木公園 Yoyogi Park
渋谷  Shibuya
新宿  Shinjuku
お台場  Odaiba
上野公園 Ueno Park
銀座  Ginza
葛西臨海公園 Kasai Rinkai Park
Imperial Palace